抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2015年7月開催の経済地理学会関東支部例会「経済地理学から地理教育への貢献」での報告等を通して示された知見を,以下にまとめた。1)今後の地理教育が目指すべき方向性として,地理教育の歴史教育等との緩やかな分担関係を構築することが考えられる。そのためには,歴史や公民プロパーの教員と共有できるコンテンツを,経済の多様性をも理解できる内容で作り上げていくことが求められている。2)地理的事象の場所に関する位置情報と事象の属性情報とを的確に理解できる教育も求められる。3)コンテンツの内容として,地域変化の理解を助ける基礎的な資料を,容易に入手できる環境づくりや個別的情報と全体構造の中に位置づける視点の提供が求められる。