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J-GLOBAL ID：201702258501674076   整理番号：17A0325211

化学気相蒸着により成長させた二硫化モリブデンの粒界媒介ナノ細孔【Powered by NICT】

Grain boundary-mediated nanopores in molybdenum disulfide grown by chemical vapor deposition

著者 (9件)： Elibol Kenan (Faculty of Physics, University of Vienna, Boltzmanngasse 5, 1090 Wien, Austria. [e-mail]) ,  Susi Toma ,  O′Brien Maria ,  Bayer Bernhard C. ,  Pennycook Timothy J. ,  McEvoy Niall ,  Duesberg Georg S. ,  Meyer Jannik C. ,  Kotakoski Jani
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 4  ページ： 1591-1598  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二硫化モリブデン(MoS_2)は,その半導性および調整可能な電子特性に起因して二次元(2D)材料のファミリーの特に興味あるメンバーである。現在,高品質工業規模量の2D材料を得るための最も信頼性のある方法を化学蒸着(CVD)であり,それは多結晶試料をもたらす。結晶粒界(GB)はCVD成長2D材料内の固有欠陥線であるので,それらの原子構造は最も重要である。,マイクロメータ長GBsの原子スケール解析を通して,著者らは,2D MoS_2における共有結合した境界はナノ細孔による修飾する傾向があることを示した。異なる配向MoS_2粒は成長中に融合するときこのような粒界が生じるが,粒子の重なりが二分子層領域と境界をもたらした。著者らの結果は,ナノ細孔形成は,結晶粒界での転位コアの高濃度領域における応力解放に関係していることを,層間相互作用はオーバーラップ領域での固有リップリングをもたらすことを示唆する。これは応用のために望ましい構造特性を有する大規模MoS_2試料の制御された作製のための洞察を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 半導性 ,  二分子層 ,  マイクロメータ ,  二次元 ,  多結晶 ,  *結晶粒界 ,  構造特性 ,  共有結合 ,  原子構造
準シソーラス用語： 層間相互作用 ,  応力解放 ,  転位芯 ,  原子スケール ,  *ナノ細孔 ,  *二硫化モリブデン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 顕微鏡法  (BK01040E) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  半導体薄膜  (BK14040E) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学 ,  気相蒸着 ,  成長 ,  二硫化モリブデン ,  粒界 ,  ナノ細孔