抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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導電性接着剤は電子・電気分野で多用されている。電子製品ではPbの使用が規制され,半田の代替材として注目されている。比較的低温での接合性,応力吸収能,基材を選ばないなどの利点もある。充填剤を含有し,充填剤界面ではトンネル効果,ホッピング伝導の存在が考えられるが,解明はされてない。導電性充填剤には,炭素系,金属系,金属酸化物系があり,異なる特長を有する。炭素系充填剤の代表は黒鉛である。炭素ナノファイバー,炭素ナノチューブ等の開発が進んでいる。金属系は,金,銀,銅等で,粒子そのものと,コートした被覆粒子とがある。金属酸化物系は,酸化亜鉛系,酸化スズ系などの粉体あるいは芯材に被覆したタイプがある。導電充填剤は細密充填になるように設計する。バインダーで一般的なのは有機バインダーである。エポキシ樹脂,ウレタン,シリコーン等がある。電子機器の場合,100°C以下での硬化が要求されてきている。