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J-GLOBAL ID：201702258552359553   整理番号：17A0652022

被削性向上のためのパルスレーザ表面処理

Pulsed Laser Surface Treatment for Improvement of Machinability

著者 (5件)： INOUE Takuya (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  YAMADA Keiji (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  SEKIYA Katsuhiko (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  TANAKA Ryutaro (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  YAMANE Yasuo (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 725  ページ： 641-646  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱間鍛造用ダイス表面には不均一な摩耗が生じるため表面層を除去して再使用されている。その加工には放電加工が用いられているが,加工時間低減によるコスト削減のために,新たな除去法が望まれている。本研究では,被削性改善のために,窒化高硬度鋼ダイスにパルスレーザ処理を施し,仕上げ表面粗さを観察することによりレーザ表面処理の効果を調べた。ワークピースとして,イオン窒化処理により厚さ約0.15mmの表面層が硬化したSKD61鋼を用い,レーザ処理には出力55W,波長1080~1090nmのファイバーレーザを用いた。平均レーザ出力,走査幅,パルス周波数,送り速度および照射角度を変えて照射した。その結果,ワークピース表面は,未処理のものよりも粗く,比切削力が低下することが確認された。レーザ処理がダイ鋼の被削性を改善することが分かった。

シソーラス用語： 加工性 ,  *被削性 ,  *パルスレーザ ,  パルスレーザ照射 ,  *表面処理 ,  金型 ,  熱間鍛造 ,  鍛造用ダイス ,  摩耗 ,  表層 ,  放電加工 ,  除去 ,  窒化鋼 ,  表面粗さ ,  工作物 ,  イオン窒化 ,  高合金鋼 ,  中炭素合金鋼 ,  ファイバレーザ ,  レーザ出力 ,  ダイス鋼 ,  エンドミル ,  深さ ,  切削抵抗
準シソーラス用語： SKD61 ,  切削深さ ,  レーザ表面処理

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 被削性 ,  パルス ,  レーザ表面処理