抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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照明の占めるエネルギー消費の割合は高く,従来光源から省エネルギー性能の高いLED照明への代替が進んでいる。しかし,LEDは発光に伴う温度上昇により発光効率が下がるため,照明においては大光量と省エネルギーの両立が大きな課題となっている。コンパクトで放熱効率の高い構造設計,少ない損失で配光制御できる光学設計を駆使することにより,大光量と省エネルギー性能を高いレベルで両立させる高効率LED照明を開発した。その動作・原理は次のとおりである;(1)LEDシーリングの大光量・省エネ技術:LEDモジュールをほぼ均等に配置し,大光量に伴う熱を分散することによりLEDモジュールの温度上昇を抑え,高い省エネルギー性能を達成した。さらに,外光などで部屋の明るさが十分な時は,自動で減光・消灯して余分な消費電力をカットしている。(2)LED電球の大光量・省エネ技術:LEDモジュールを配置する光源基板の大型化により,基板全体の放熱性を向上させるとともに,LEDモジュールの熱を分散しやすくしている。(3)市z節用LEDランプの大光量・省エネ技術:大光量に伴う熱を小型のヒートシンクで放熱するために,独自に熱伝導解析法によるシミュレーションを繰り返し,最適な放熱フィンを開発した。