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J-GLOBAL ID:201702258575592276   整理番号:17A0561980

マイクロRNA-146b:ヒト甲状腺乳頭癌の新しいバイオマーカーと治療ターゲット

MicroRNA-146b: A Novel Biomarker and Therapeutic Target for Human Papillary Thyroid Cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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状腺乳頭癌(PTC)は甲状腺癌の最も一般的な腫瘍サブタイプである。しかし,すべてのPTCが現在の外科的処置および放射性ヨウ素処置に反応するわけではない。確立した臨床での予後因子には,腫瘍サイズ,リンパ節/遠隔転移および甲状腺外浸潤が含まれる。PET/PTC-RAS-BRAFの直線状のシグナル伝達カスケードがPTCの発症を媒介することが知られている。しかし,PTCで最も一般的な遺伝子異常であるBRAF変異の存在がPTCの挙動と予後に影響するかどうかは議論の的である。マイクロRNAs(miRNAs)はいくつかの腫瘍のタイプで将来性のある分子予後マーカーとしてラベルされた。最近の研究で,マイクロRNA-146b(miR-146b)の制御不全がPTCの攻撃性および予後と関連していることが明らかにされた。ここでは,PTCにおけるmiR-146bの機能的役割,制御された標的遺伝子および臨床での応用に関する現在の知識を要約し,PTCの腫瘍再発の予後マーカーとしてだけでなく,細胞の形質転換を促進する発癌制御因子としてのmiR-146bの重要な役割に関する知見がこれらの研究からどのようにして得られるかを考察した。広範なヒト癌でのmiRNAsの現在の観点と併せて,この総説は,外科的介入と追跡戦略の前に,miR-146bに関するこれらの最新の知見をPTC患者での治療に関するより包括的な診断情報または予後情報に変換することを期待している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の腫よう  ,  核酸一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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