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J-GLOBAL ID:201702258617727657   整理番号:17A1573618

霊長類動物の自発性年齢関連眼疾患動物モデルの検討【JST・京大機械翻訳】

Experimental primate animal models for age related spontaneous eye diseases
著者 (4件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 17-23  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3548A  ISSN: 1006-7795  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:本研究では、高齢者群において自然に発生した白内障、年齢関連性黄斑変性、糖尿病網膜症などの眼疾患をスクリーニングし、霊長類動物の眼底疾患の変化とヒト眼底疾患の変化を比較することにより、高齢者群における年齢関連性眼疾患実験動物モデルを確立する可能性を検討する。方法:平均年齢(11.9±2.05)歳、最小9歳、最大17歳と13匹のマカクを平均年齢(15.5±5.2)歳、最小7歳、最大24歳で、空腹時血糖と2時間耐糖能検査を行った。眼鏡検査,眼底カメラ,眼圧計を用いて,眼疾患と眼圧値を予備的にスクリーニングした。疑わしい症例には周波数領域の光コヒーレンストモグラフィー(spectral-domain optical coherence tomography,SD-OCT)を用いて網膜病変を確定診断した。結果:血糖スクリーニングでは4例のカニクイザルが発見され、3例のマカクの血糖が上昇し、眼底に類似したヒト糖尿病網膜病変の関連病理変化が見られなかった。カニクイザルの眼圧の平均値は,右眼(15.98±3.315)mmHg(1mmHg=0.013kPa),左目(15.82±4.021)mmHgであった。マカクの眼圧は右眼(14.9-±3.867)mmHg、左目(14.7±3.329)mmHg、1例のカニクイザルは高眼圧を呈し、眼底は早期緑内障の変化があった。眼底画像スクリーニングにおいて、2例のカニクイザルの眼底が散在していることが発見され、網膜膜周囲に分布しており、1例のカニクイザル単眼に地図様脈絡膜病変が見られた。結論:老年サルのスクリーニングにおいて、自発的に形成された水晶体混濁、網膜硝子膜コンジローマ及び脈絡膜萎縮などの年齢関連性眼疾患が発見され、霊長類動物と人類は類似の病理生理変化を有することが証明された。同時に、人類と似た糖尿病網膜病変の眼底変化が見られず、霊長類による高血糖による微小血管構造の変化は人類と異なり、糖尿病は網膜症を発症しないため、年齢相関性眼疾患の動物モデルに根拠を提供した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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眼の疾患の外科療法  ,  眼の診断 

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