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J-GLOBAL ID：201702258653581639   整理番号：17A1146227

UV硬化技術と市場 成形用光硬化性樹脂の応用展開

著者 (1件)： 鳥本敏哉 (北村化学産業)
資料名： プラスチックスエージ  (Plastics Age)
巻： 63  号： 10  ページ： 65-69  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： G0951A  ISSN： 0551-0503  CODEN： PUEJDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 成形用光硬化性樹脂は,従来のアクリル系光硬化性樹脂とは異なり,アクリル酸イソボルニル(IBXA),ジシクロペンテニルアクリレートなどの単官能アクリルモノマーの部分重合物を基本構成としている。これらは,単官能性アクリルモノマーを無溶剤のバルク状態で部分重合させる,所謂シロップ重合と呼ばれる重合法によって製造される。この部分重合物を用いることによって,光硬化時の発熱量の抑制,硬化収縮率の低減,作業に適切な粘度調節を実現している。本稿では,IBXAと多官能性(メタ)アクリルモノマーとIBXA部分共重合物による光学樹脂の光硬化(光重合)法の光開始剤,光学物性(屈折率)および熱変形温度を紹介した。硬化物は,高光透過率,高Abbe数,低吸湿性を示し,COP(ポリシクロオレフィン)に近い物性を有する。これは,IBXAのCOPと類似した脂環式構造に由来している。

シソーラス用語： *光重合型樹脂 ,  紫外線照射 ,  *光架橋 ,  屈折率 ,  光分散 ,  プラスチックレンズ ,  透明材料 ,  光開始剤 ,  光重合 ,  光重合型コンポジットレジン ,  塊状重合 ,  ポリアクリル酸エステル ,  ポリメタクリル酸エステル ,  熱変形 ,  ポリアルケナマ ,  シクロアルケン ,  架橋化合物 ,  脂環式化合物 ,  架橋【高分子】
準シソーラス用語： Abbe数 ,  *UV硬化 ,  *UV硬化性樹脂 ,  ノルボルネン誘導体 ,  ポリシクロオレフィン

分類 (5件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  共重合  (CG04030D) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  光学器械要素とその材料  (QF05020K) ,  アクリル樹脂  (YH07110K)

物質索引 (12件)： 1,12-ドデカンジオールジアクリラート ,  1,4-ブタンジオールジアクリラート ,  1,6-ヘキサジオールジアクリラート ,  アクリル酸イソボルニル ,  アクリル酸ラウリル ,  イルガキュア184 ,  イルガキュア819 ,  ジペンタエリスリトールヘキサアクリラート ,  ダロキュアTPO ,  トリメチロールプロパントリアクリラート ,  メタクリル酸イソボルニル ,  ペンタエリスリトールテトラアクリラート

タイトルに関連する用語 (5件)： UV硬化 ,  市場 ,  光硬化性樹脂 ,  応用 ,  展開