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J-GLOBAL ID:201702258695777788   整理番号:17A0649775

貫材に広葉樹材を用いた柱一貫接合部の回転性能

Performance of Rotational Moment Resistance of Column and Nuki Joint Using Hardwood
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 220-225  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: F0206A  ISSN: 0026-8917  CODEN: MKOGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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伝統的構法において柱-貫接合部が建築物の耐震要素として用いられる。本研究では,めり込み性能に優れる広葉樹材を貫材に用いて,柱-貫接合部の回転抵抗性能の向上を試みた。また,既存のめり込み式の広葉樹材への適用可能性を検証した。試験体にスギ角柱材を,貫材にクリ,シラカバ,ヒノキを用いて,柱-貫接合部のモーメント抵抗試験を行った。その結果,シラカバの貫材接合部の性能は回転剛性,降伏モーメントともに向上した。クリ材はヒノキと同程度であった。貫材の構成が大きくなるとヒノキでは剛性が減少したが,逆に広葉樹で増大し両者の特性が異なった。クリでは,密度による降伏モーメントの推定の可能性を示した。次に試験後の貫材の全面圧縮試験を行った。圧縮ヤング係数は,シラカバ>クリ>ヒノキの順となった。比例限度応力と縦圧縮強度はクリがヒノキよりも小さかった。横圧縮ヤング係数と降伏モーメントの間には強い相関があった。横圧縮ヤング係数を用いて柱-貫接合部の降伏モーメントを推定できることがわかった。
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分類 (3件):
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木材の性質・構造  ,  その他の建築部分  ,  接合部 
引用文献 (16件):
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