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J-GLOBAL ID:201702258728867475   整理番号:17A0499385

星間氷中のラジカル再結合 それほど簡単ではない機構

Radical recombination in interstellar ices, a not so simple mechanism
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 2857-2866  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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星間物質(ISM)の異なる領域中で多くの複雑な有機分子(以下COM)が検出されている。それぞれの領域において検出されるCOMの生成に結び付けることができる異なるエネルギー過程-UV照射,原子衝撃等-が環境に応じて起り得る。いくつかの生成機構が提案されたが,ラジカル再結合反応への注目が増加しつつさる。これまでの研究はグリコールアルデヒド(HC(O)CH2OH)およびエチレングリコール(HOCH2CH2OH)がHCOとCH2OHとの間のラジカル再結合とCH2OH二量化とによってそれぞれ生成することを示した。最も有名な天体物理学関連るラジカル化学種の一つであるホルミル(HCO)がISMの気体成分として検出されている。その反応性は既にいくつかのCOMの生成によるとされた。本研究は低温マトリックス技法を用いてホルミルラジカルHCOの二量化を調べることを目的とした。赤外分光法および昇温脱離法(TPD)モニタリング時の質量分析法によって化学試料組成の変化を観測した。結果は一つのHCOと別のHCOとの反応がグリオキサール(HC(O)C(O)H)を直接生成させるのではなくH2COとCOとを生じさせることを示した。結果を二つのCH2OHラジカルの間の反応ならびにHC・Oと・CH2OHとの間の再結合の場合の結果と比較した。また,本研究の実験において種々の分光技法を用いてグリセルアルデヒドを暫定的に検出した。本研究の実験におけるその生成を説明するためにラジカル機構を提案した。相補的な量子化学計算は実験知見の原子論的解釈を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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原子とラジカルの反応  ,  星雲 
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