文献

J-GLOBAL ID：201702258738826026   整理番号：17A0739023

寿命を延ばすための無線センサネットワークの最適ルーティング戦略

Optimal Routing Strategy of Wireless Sensor Network for Prolonging Lifetime

著者 (3件)： WANG Mei (Xi’an Univ. Sci. and Technol., Xi’an, CHN) ,  CHEN Wen-Yuan (National Chin-Yi Univ. Technol., Taichung, TWN) ,  HUANG Liang (Xi’an Univ. Sci. and Technol., Xi’an, CHN)
資料名： Sensors and Materials  (Sensors and Materials)
巻： 29  号： 6 (1)  ページ： 659-674  発行年： 2017年 
JST資料番号： L0338A  ISSN： 0914-4935  CODEN： SENMER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大規模なワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)のパフォーマンスを最適化するために,WSNOAと呼ばれる,最適なクラスタヘッド番号(OCHN)と,センサー分布(SD)設計に基づいた適応エネルギールーティング戦略(AERS)を備えた新しいWSNを開発した。WSNOA構築には3つの戦略を用いた。最初に,4リングネットワークモデル,センサノードの異種エネルギーモデル,データ伝送のエネルギー消費モデルを設計した。第2に,OCHNの計算方法は,各リングのエネルギー消費と,センサが均一に分布しているときのWSNOAの4つのリングの最小値とに基づいて導出された。第3に,AERSは非適応エネルギー消費の問題を避けるように設計された。3つの従来のWSN,即ち,低エネルギー適応クラスタリング階層化アルゴリズム(LEACH),安定選挙プロトコル(SEP),リングベースのマルチホップクラスタリングルーティングアルゴリズム(RBMC)と比較して,WSNOAはRBMCと比較してWSN寿命を25.6%延長し,RBMC,SEP,LEACHと比較して受信データパケット量をシンクノードでそれぞれ,2.2,39.4,41.5%増加させることが実験的に証明された。さらに,WSNOAは,比較的大規模なWSN,特にWSNの半径が240mを超える場合に適していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  *経路選定 ,  端末装置 ,  *通信方式 ,  *アルゴリズム
準シソーラス用語： *無線センサネットワーク ,  *ルーティング ,  センサノード ,  データ伝送方式

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (18件)：

• M. Agiwal, A. Roy, and N. Saxena: IEEE Commun. Surv. Tutorials 18 (2016) 1617.
• C. S. Nam, Y. S. Han, and D. R. Shin: Sensors 11 (2011) 2875.
• A. Abahazem, H. Guedah, N. Merbahi, M. Yousfi, O. Eichwald, and A. Ihla: Mater. Today 2 (2015) 4694.
• N. Terasaki: Sens. Mater. 28 (2016) 827.
• H. Li and J. Liu: Int. J. Wireless Inf. Networks 23 (2016) 40.

タイトルに関連する用語 (3件)： 寿命 ,  無線センサネットワーク ,  ルーティング戦略