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J-GLOBAL ID：201702258762140533   整理番号：17A0404751

Aspen Plusにおけるバイオマス熱分解プロセスの速度論的反応モデル【Powered by NICT】

A kinetic reaction model for biomass pyrolysis processes in Aspen Plus

著者 (6件)： Peters Jens F. (Research Group Resources, Recycling, Environment & Sustainability, Helmholtz-Institute Ulm (HIU), Karlsruhe, Germany) ,  Peters Jens F. (Karlsruhe Institute for Technology (KIT), Karlsruhe, Germany) ,  Banks Scott W. (EBRI European Bioenergy Research Institute, Aston University, Birmingham, UK) ,  Bridgwater Anthony V. (EBRI European Bioenergy Research Institute, Aston University, Birmingham, UK) ,  Dufour Javier (Department of Chemical and Energy Technology, Rey Juan Carlos University, Mostoles, Spain) ,  Dufour Javier (Systems Analysis Unit, Instituto IMDEA Energia, Mostoles, Spain)
資料名： Applied Energy  (Applied Energy)
巻： 188  ページ： 595-603  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0097A  ISSN： 0306-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,バイオマス熱分解プロセスのための新しい速度論的反応モデルを提示した。モデルは,リグノセルロース系バイオマス,セルロース,ヘミセルロース及びリグニンの三つの主要なビルディングブロックに基づいており,容易にAspen Plusに実装し,他のプロセスシミュレーションソフトウェアパッケージに容易に適応できる。バイオマス熱分解の揮発,分解と再構成プロセスを表す百四十九の個々の反応のセットを使用した。線形回帰アルゴリズムは二次熱分解反応を説明する,低速および中速熱分解反応の計算を可能にした。バイオオイルを詳細の高レベルとしてモデル化し,33個までのモデル化合物を用いて,バイオ油の特性,さらにグレードアップ反応の予測の包括的評価を可能にした。既存の文献データと良好な一致を示した後,著者ら自身の熱分解実験は,反応モデルを検証するために報告した。ブナ材原料を種々の温度で良く定義された条件下で熱分解に供し,生成物の収率と組成を決定した。シミュレーションモデルと実験熱分解実験を再現することにより,得られた画分収率(バイオ油,チャーおよびガス)で見られ,含水量と熱分解生成物の元素組成の高い一致。反応速度モデルは実験データを必要とせずに,典型的な熱分解条件下でリグノセルロース系バイオマス原料の熱分解収率と生成物組成を予測するために適していることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： モデル化合物 ,  *速度論 ,  チャー ,  ヘミセルロース ,  含水量 ,  *バイオマス ,  プロセスシミュレーション ,  リグノセルロース ,  モデリング ,  *熱分解 ,  反応速度論 ,  シミュレーションモデル ,  セルロース
準シソーラス用語： *反応モデル ,  *Aspen Plus , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Aspen Plus ,  バイオオイル ,  リグノセルロース系バイオマス ,  プロセスシミュレーション ,  熱分解 ,  反応速度論

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオマス ,  熱分解プロセス ,  速度論 ,  反応モデル