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J-GLOBAL ID:201702258807332151   整理番号:17A1182413

腎移植とその長期効果グラフト機能に対する後の高尿酸血症の危険因子【Powered by NICT】

Risk Factors of Hyperuricemia After Renal Transplantation and Its Long-term Effects on Graft Functions
著者 (10件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 505-508  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0846B  ISSN: 0041-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高尿酸血症は腎移植レシピエントにおける一般的な合併症である。最近の研究は,高尿酸血症は移植片機能の悪化に寄与する可能性があることを示唆している。本研究では,高尿酸血症に関連する危険因子および移植片機能不全,移植片生着,心血管事象,及び死亡率に対する高尿酸血症の影響を検討することを目的とした。2005年と2016年の間に,少なくとも5年間の追跡調査による141腎移植患者が,この後ろ向きコホート研究に含まれた。多重線形回帰分析では,平均血清尿酸濃度と推定糸球体濾過率(eGFR)との間の関係を決定するために用いた。平均移植年齢は37.1±12.1歳であり,平均追跡期間は83.09±20.30か月であった;高尿酸血症患者の有病率は39(27.6%)であった。平均尿酸値は,脂質異常症(P=.026),β遮断薬使用(P=.002),およびサイアザイド系利尿薬(P=.020)の条件の女性(P<.001)の方が高かった。高尿酸血症(P<.001),新規発症高血圧症(P=.027),β遮断薬使用(P=.005),およびサイアザイド系利尿薬(P=.040)の患者は他の患者よりも統計的に異なるeGFRレベルを有していた。多変量回帰分析は,移植後にeGFRレベルは平均尿酸値(β= 0.46, P=.001),ドナー年齢(β= 0.18, P=.048),レシピエントの年齢(β= 0.28, P=.0003),平均ヘモグロビン量(β=0.31, P=.003)と相関していることを示した。正常uricemicと高尿酸血症群間でグラフト損失,一般的死亡率および心血管イベントの差はなかった。増加した尿酸値は腎移植患者におけるeGFR低下に寄与している。一方,移植片生着,心血管事象,及び一般的な死亡率に及ぼす尿酸レベルの影響はまだ議論の余地がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  循環系の疾患  ,  循環系疾患の薬物療法  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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