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J-GLOBAL ID：201702258808908886   整理番号：17A1020228

VEMALA.3を用いたフィンランドの農業流域における生物利用可能なリンおよび窒素負荷のシミュレーション【Powered by NICT】

Simulation of bioavailable phosphorus and nitrogen loading in an agricultural river basin in Finland using VEMALA v.3

著者 (5件)： Korppoo Marie (Finnish Environment Institute, SYKE, P.O. Box 140, FIN-00251 Helsinki, Finland) ,  Huttunen Markus (Finnish Environment Institute, SYKE, P.O. Box 140, FIN-00251 Helsinki, Finland) ,  Huttunen Inese (Finnish Environment Institute, SYKE, P.O. Box 140, FIN-00251 Helsinki, Finland) ,  Piirainen Vanamo (Finnish Environment Institute, SYKE, P.O. Box 140, FIN-00251 Helsinki, Finland) ,  Vehvilaeinen Bertel (Finnish Environment Institute, SYKE, P.O. Box 140, FIN-00251 Helsinki, Finland)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 549  ページ： 363-373  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水質モデルVEMALA.3はフィンランドで実施されたすでに陸上と海洋生態系モデルを用いた淡水生態系モデルの複雑さを調和させた。,それらの独立した地上荷重を使用し,河川網における生物地球化学的モデル左岸と植物プランクトンモデルAQUAPHYの簡素化を実装したので,このモデルはVEMALA ICECREAM,VEMALA NとVEMALA1.1を統合した。VEMALA.3は,海への移動中の硝酸塩,アンモニウム,有機窒素,リン酸塩,粒子状無機リン,有機りん,植物プランクトン,懸濁堆積物と全有機炭素の輸送と変換をシミュレートした。モデルの結果は,栄養素をシミュレートする日常負荷におけるAurajoki流域における満足できるものであった(南西フィンランド),全ての観測値に対して0.51~0.89の範囲のNashとSutcliffe係数(NSE),および毎月の負荷(NSE=推定に対する0.4 0.97)であった。全窒素と全リン負荷のシミュレーションは,少数の例外的な年を除いて推定した年間負荷量と同等であった。栄養素循環河川過程の定量化は河川に流入する年間窒素負荷の4%の損失をもたらす無機化0.1mgCL~( 1)D~( 1)と脱窒素55mgnm~ 2D~( 1)の最大夏速度とAurajoki河川生態系と一致していた。VEMALA.3はVEMALAの以前のバージョンを藻類成長,富栄養化に及ぼす溶存無機窒素およびリン酸の影響をより良く予測した。バイオアベイラブルな栄養素よりもむしろ全栄養素のシミュレーションは種々の負荷源,農業活動と負荷低減作用の品質の違いを可能にするであろう。Aurajokiシミュレーションでは,硝酸塩とアンモニウムがバルト海への総窒素負荷量の平均でそれぞれ74%と3%,リン酸塩は海への全リン負荷の38%を構成した。河川における生物学的影響と海が水管理者は,フィンランドにおける水枠組み指令を実施することを助ける評価優れているであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *農業 ,  海洋 ,  *フィンランド共和国 ,  リン酸塩 ,  栄養素 ,  硝酸塩 ,  生態系 ,  富栄養化 ,  植物プランクトン ,  *流域 ,  リン酸 ,  *リン ,  河川 ,  *シミュレーション
準シソーラス用語： *窒素負荷 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 水質モデリング ,  生物学的に利用可能な栄養素 ,  生物地球化学的モデル ,  硝酸 ,  りん酸塩 ,  VEMALA

分類 (1件)： 河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： フィンランド ,  農業流域 ,  生物 ,  リン ,  窒素負荷 ,  シミュレーション