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J-GLOBAL ID：201702258837275756   整理番号：17A1704557

マトリックスマッチングと多重同位体標識内部標準の組合せを用いた農薬のガスクロマトグラフィー-質量分析におけるマトリックス効果の補正【Powered by NICT】

Compensation of matrix effects in gas chromatography-mass spectrometry analysis of pesticides using a combination of matrix matching and multiple isotopically labeled internal standards

著者 (3件)： Tsuchiyama Tomoyuki (Department of Food, Nagoya City Public Health Research Institute, 1-11, Hagiyama-cho, Mizuho-ku, Nagoya 467-8615, Japan) ,  Katsuhara Miki (Department of Food, Nagoya City Public Health Research Institute, 1-11, Hagiyama-cho, Mizuho-ku, Nagoya 467-8615, Japan) ,  Nakajima Masahiro (Department of Food, Nagoya City Public Health Research Institute, 1-11, Hagiyama-cho, Mizuho-ku, Nagoya 467-8615, Japan)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1524  ページ： 233-245  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GC-MSを用いた農薬の多成分残留分析では,定量的結果は,マトリックス効果として知られる現象によって悪影響を受けた。マトリックス合致標準品の利用がこの問題に対する最も実用的な解決策の1つであると考えられているが,マトリックス効果の完全な除去は,それらの矛盾のために複雑な食品マトリックスでは困難である。結果として,残留マトリックス効果は分析誤差を導入することができる。残留マトリックス効果を補償するために,複数の同位体標識内部標準(ILIS)を用いた新しい方法を開発した。ILISと農薬のマトリックス効果は様々な農産物のスパイクマトリックス抽出物で評価し,得られたデータは,単純な統計解析を行った。分析応答における変化のパターンの間の類似性に基づいて,全32種類の同位体標識化合物を内部標準として338種の農薬に割り当てた。多重ILISを利用して,残留マトリックス効果を効果的に補償できることが分かった。開発された方法は,一般的な単一内部標準法と比較して優れた定量的性能を示した。提案された方法は所定の補正係数を用いた場合よりも規制目的のためのより実行可能であり,実際の適用に有望であると考えられている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *農薬 ,  *GC-MS分析 ,  類似性 ,  標識化合物 ,  *同位体 ,  *マトリックス効果 ,  内部標準法 ,  *多重化 ,  残留分析 ,  統計解析
準シソーラス用語： 抽出物 ,  農産物 ,  食品マトリックス ,  *内部標準物質 ,  *同位体標識 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 同位体標識内部標準 ,  残留農薬分析 ,  マトリックス効果 ,  多成分残留分析 ,  GC-MS

分類 (1件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (9件)： マトリックス ,  マッチング ,  多重 ,  同位体標識 ,  内部標準 ,  組合せ ,  農薬 ,  ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  マトリックス効果