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J-GLOBAL ID:201702258838384207   整理番号:17A0503522

Jun二量化蛋白質2はMc2r転写活性を活性化する:リン酸化及びSUMO化の役割

Jun Dimerization Protein 2 Activates Mc2r Transcriptional Activity: Role of Phosphorylation and SUMOylation
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Jun二量化蛋白質2(JDP2)(塩基性ロイシンジッパー転写因子)は,癌発生及び調節,細胞周期調節,骨格筋及び破骨細胞分化,プロゲステロン受容体情報伝達及び抗菌免疫等の多くの生物学的,細胞過程に関与する。JDP2は哺乳類組織において広く発現されるが,生殖腺及び副腎における機能(ステロイド生成及び副腎発達等の調節)は殆ど未知である。ここに,JDP2のmRNA及び蛋白質がマウスの副腎組織において発現されることを見出した。更に,Y1マウスの副腎皮質癌細胞におけるJDP2の過剰発現はメラノコルチン2受容体(MC2R)蛋白質のレベルを増強した。特に,Mc2rプロモーター活性は用量依存的にJDP2により活性化された。次に,Mc2rプロモーターをマッピングすることで,cAMP応答エレメント(1320-720bpの間)は主にJDP2によるMc2r活性化に必要とされ,リアルタイムクロマチン免疫沈降(ChIP)分析により,830bpは主なJDP2結合部位であることが実証された。Mc2rプロモーター上のcAMP応答エレメントの突然変異はJDP2効果を中止した。その上,JDP2のリン酸化の排除はMc2rの転写活性の減衰をもたらした。最後に,JDP2はSUMO化のための候補であり,SUMO化はJDP2仲介Mc2r転写活性に影響することを示した。まとめると,JDP2がマウスMc2r遺伝子の新規の転写活性体として作用することは,JDP2はMC2R仲介ステロイド生成及び副腎における細胞情報伝達における新しいプレイヤーとしての生理学的機能を持つことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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