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J-GLOBAL ID:201702258843779521   整理番号:17A1242912

2型糖尿病患者におけるナトリウム グルコース共輸送体2阻害剤と有害な腎転帰のリスク:無作為化対照試験のネットワークと累積メタアナリシス【Powered by NICT】

Sodium-glucose co-transporter-2 inhibitors and risk of adverse renal outcomes among patients with type 2 diabetes: A network and cumulative meta-analysis of randomized controlled trials
著者 (10件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1106-1115  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2549A  ISSN: 1462-8902  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:2型糖尿病(T2DM)患者における有害な腎転帰と個々のナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤との関連を比較検討した。【方法】PubMed,EMBASE,中央とClinicalTrials.govは2016年5月24日までに発表された研究を検索,言語または日時の制限なしであった。SGLT2阻害剤で処理したT2DM患者で少なくとも1腎関連有害転帰を報告した無作為化試験が含まれていた。ペアワイズとネットワークメタ解析は95%信頼区間(CI)でオッズ比(OR)を計算するために行い,累積メタ分析は,証拠のロバスト性を評価するために実施した。【結果】全体で,著者らは,58回の試験の39741名の患者中1334複合腎イベント,および53試験からの36716名の患者の511急性腎障害/故障事象を抽出した。ダパグリフロジンは有意にプラセボ(OR 1.64, 95% CI 1.26 2.13)よりも複合腎事象の大きなリスクと関連していた。エンパグリフロジンはプラセボ(OR 0.63, 95% CI 0.54 0.72),カナグリフロジン(OR 0.48, 95% CI 0.29 0.82)とダパグリフロジン(OR 0.38, 95% CI 0.28 0.51)よりも低いリスクをもたらすと考えられた。急性腎機能障害/不全に関しては,エンパグリフロジンのみが有意によりもプラセボ(OR 0.72, 95% CI 0.60 0.86)低リスクと関連していた。累積メタ分析は,有意な所見のロバスト性を示した。【結論】本メタ分析は,ダパグリフロジンは有害な腎イベントのリスクを増加させる可能性があることを示したが,エンパグリフロジンはT2DM患者の保護効果を示す。さらに大きな良くconducted無作為化比較試験と実世界環境からのデータが必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  糖質代謝作用薬の臨床への応用 
タイトルに関連する用語 (12件):
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