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J-GLOBAL ID:201702258865411466   整理番号:17A0399935

日本における異なる植生型の2の隣接した源流流域の河川中のナトリウム,マグネシウム,カルシウムの非自由イオン輸送【Powered by NICT】

Non-free ionic transport of sodium, magnesium, and calcium in streams of two adjacent headwater catchments with different vegetation types in Japan
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資料名:
巻: 544  ページ: 58-73  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウム(Na),マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca)は,通常淡水中の遊離イオンとしてほとんど生じると信じられており,結果としてそれらの化学種についてはほとんど知られていない。淡水河川における主要な金属の非自由イオン画分(NIF)の重要性を理解するために,Na,Mg,Ca,ケイ素(Si),およびフルボ酸様物質(FAM)は異なる植生タイプ(植生常緑針葉樹林と天然落葉広葉樹林)が優占する山地隣接源流域の河川で測定した。無降雨期間と暴風雨の間,全元素に比較してNIFの割合は落葉流域より針葉樹流域において小さかったことは,それが,時々,両流域におけるNa,Mg,Caの総濃度の半分以上を占めた。金属化合物の溶解度はNa~+,Mg~2+,Ca~2+の測定された最大濃度よりも高い無機結合はほとんど不可能であることをした。FAMは流れに生じる,わずかに溶解すると全く降雨期間中,NIFとSiのフラックスは両流域で高度に相関した(r>0.92, p<0.0001, n=30)。小暴風雨の間,NIFのフラックスはSiのそれと弱く相関したが両流域でFAMのそれと相関しなかった。とは対照的に,豪雨中,NIFのフラックスは落葉流域におけるFAMのそれと強く(r≧0.83, p<0.0001, n=26)相関近表面水と比較して比較的深い土壌水は河川水の主要成分であった。しかし,針葉樹流域における豪雨時の,NIFのフラックスは河川水(ΔNIF)FAMのそれと強く(r≧0.81, p<0.0001, n=22)相関する速い流出成分(すなわち,表面または表面近傍水)に起因していた。これらの知見は,激しい暴風雨は落葉流域における主にフミン物質と主要な金属の結合を増強するかもしれないことを意味した。,水源流域における水流動経路の異なる植生型からは河川水中のフミン物質と主要な金属の結合を促進するために非常に重要な役割を果たしていることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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流出解析  ,  河川汚濁 

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