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J-GLOBAL ID:201702258876696291   整理番号:17A1626885

ペパーミント精油はラットにおけるストレプトゾトシン-ニコチンアミド誘発2型糖尿病に起因する高血糖を軽減する【Powered by NICT】

Peppermint essential oil alleviates hyperglycemia caused by streptozotocin- nicotinamide-induced type 2 diabetes in rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 95  ページ: 990-999  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病の有病率は世界中で着実に,成長している。伝統的医薬は,糖尿病の治療における優れた可能性を持っている。本研究は,ストレプトゾトシン(STZ)糖尿病およびニコチンアミド誘発糖尿病ラットに及ぼすペパーミント精油(PEO)の潜在的抗糖尿病効果を評価するために行った。糖尿病はニコチンアミドとそれに続くSTZ単回投与によるの腹腔内投与により一晩絶食ラットで誘導した。72時間後,二群糖尿病ラットをそれぞれ異なる用量PEO(40および80mg/kg体重)で処理し,1群は標準血糖降下剤グリベンクラミドで処理した。血糖,血清インスリン,C-ペプチドの濃度を推定した。酸化ストレスのマーカーを定量化した。肝・すいからの試料は組織学的評価のために採取した。免疫組織化学的検査では,肝・すいにおけるBcl-2及びインシュリンの発現を決定するために実施した。PEO処理後,糖尿病に起因する貧血は改善された,糖尿病時には減少し,白血球と血小板の数は増加したが,血糖のレベルは減少し,血清インシュリンおよびC-ペプチドのそれは増加したことが観察された。PEOの投与も処理したラットの抗酸化状態を増強した。組織学的分析は,肝臓およびすい臓組織の再生を明らかにし,変性変化の程度は減少した。免疫組織化学的検査ではBcl-2及びインシュリンの発現のアップレギュレーションを明らかにした。これらの知見は,PEOの潜在的抗糖尿病能力を実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 

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