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J-GLOBAL ID:201702258893146325   整理番号:17A0503614

前立腺腫瘍の新規な診断用および予後用のマーカーとしてのWisteria floribunda凝集素とその反応性グリカンを担持している前立腺特異抗原

Wisteria floribunda Agglutinin and Its Reactive-Glycan-Carrying Prostate-Specific Antigen as a Novel Diagnostic and Prognostic Marker of Prostate Cancer
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Wisteria floribunda凝集素(ノダフジレクチン;WFA)は,LacdiNAcグリカンに優先的に結合し,その反応性は,腫瘍の進行と関連している。本研究の目的は,前立腺特異抗原-グリコシル化異性体(PSA-Gi)を担持している血清中のLacdiNAcとWFAの反応性が,前立腺腫瘍(PCa)の診断用および予後用のマーカーとして適用できるかを調べるものである。2007年と2016年の間に,184人の生検で前立腺肥大と診断された患者,および244人の前立腺腫瘍患者の血清中のPSA-Giレベルを,前立腺の生検(Pbx)前に,自動レクチン-抗体免疫アッセイにより調べた。また,260人の根治的前立腺摘除(RP)患者の腫瘍におけるWFAの反応性を分析した。血清中のPSA-Giの診断的および予後的な性質は,血中濃度-時間曲線下面積(AUC)を用いて評価した。腫瘍におけるWFAの反応性の予後的な性質は,Coxの比例ハザード回帰分析とノモグラムにより評価した。PCaを検出し,RP後のPgx Grade Group(GG)3およびGG≧3を予測する血清中PSA-GIのAUCは,従来のPSAによるAUCよりはるかに高かった。多変量解析によると,前立腺腫瘍におけるWFAの反応性は,PCaの再発の独立な危険因子であることが示された。ノモグラムは,c因子0.7≧により,PSAに依存しないで生存率を予測するための強力なモデルとなっている。血清中PSA-Giレベルと前立腺腫瘍におけるWFAの反応性は,それぞれPCaの新規の診断用バイオマーカー,および手術前と手術後の予後的なバイオマーカーとなると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  基礎診断学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  バイオアッセイ 

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