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J-GLOBAL ID:201702258907454287   整理番号:17A1719122

Toll様受容体8作動薬ナノ粒子は生BCGワクチンの免疫調節作用を模倣し,新生児先天性および適応免疫応答を増強する【Powered by NICT】

Toll-like receptor 8 agonist nanoparticles mimic immunomodulating effects of the live BCG vaccine and enhance neonatal innate and adaptive immune responses
著者 (36件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 1339-1350  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新生児は異なる免疫応答を示す,感染に対する脆弱性を残し,免疫を損なう。ワクチンシグナルを統合する適応免疫応答に標的化新生児樹状細胞(DC)は準最適免疫を克服するための年齢別ワクチン製剤の開発を可能にする可能性がある。小分子イミダゾキノリンToll様受容体(TLR)8アゴニストはロバスト新生児DCを活性化するが可溶型で導入した場合の,reactogenicityをもたらす可能性がある。合理的工学と年齢と種特異的モデリングを用いてTLR8アゴニストをカプセル化した,DCによる選択的取込後の直接細胞内放出を可能にする高分子ナノキャリアを構築し,特性化した。両親媒性ブロック共重合体から成る化学的に類似していたが形態学的に異なるナノキャリアはin vivoでマウスDCによる標的取込のために設計されたし,範囲TLR8アゴニストカプセル化ポリマーソーム製剤のを合成した。ヒト新生児単球由来DCとヒトTLR8マウス骨髄由来DCを用いた新しい96ウェルin vitroアッセイは従来のアジュバントと,許可されたワクチンに対するTLR8アゴニストカプセル化ポリマーソーム製剤のベンチマーキング,生弱毒化BCGワクチンを含むを可能にした。TLR8アゴニストアジュバント抗原85B(Ag85B)/ペプチド25負荷BCG模倣ナノ粒子製剤の免疫原性はヒトTLR8を用いた新生児マウスによるin vivoで評価した。ミョウバンアジュバントワクチンは中程度の共刺激分子発現,限られたT_H偏光,サイトカイン産生と有意な細胞死を誘導したが,BCGは新生児DCのロバストな成人の成熟プロファイルを誘導した。注目すべきことに,TLR8アゴニストポリマーソームは,のみならずBCG,強いIL-12p70産生により誘導されたそれらに類似した新生児DC成熟プロファイルを誘導した。新生児マウスに皮下注射,TLR8アゴニストアジュバントAg85Bペプチド25定式化はAg85B特異的CD4~+T細胞数を誘導するBCGと同等であった。TLR8アゴニストカプセル化ポリマーソームは,細胞内病原体に対する初期免疫化のためのかなりの可能性を有している。全体として,著者らの研究は,若齢期ワクチンの合理的な設計のための新しいアプローチを表している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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感染免疫  ,  免疫反応一般 

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