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J-GLOBAL ID：201702258916227470   整理番号：17A0699028

フェニルカチオン:有用な中間体【Powered by NICT】

Phenyl cation: A versatile intermediate

著者 (3件)： Dichiarante Valentina (Department of Chemistry, Materials, and Chemical Engineering “Giulio Natta”, Politecnico di Milano, via Mancinelli 7, 20131, Milan, Italy) ,  Protti Stefano (PhotoGreen Lab, Department of Chemistry, Viale Taramelli 12, 27100, Pavia, Italy) ,  Fagnoni Maurizio (PhotoGreen Lab, Department of Chemistry, Viale Taramelli 12, 27100, Pavia, Italy)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 339  ページ： 103-113  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェニルカチオンは短寿命求電子試薬であり,プロトン性溶媒中での芳香族ハロゲン化合物(塩化物,フッ化物)およびエステル(スルホン酸塩,硫酸塩,りん酸塩)の光分解によって生成した滑らかにすることができた。,ArylLG結合(LG=脱離基;X,OR)のヘテロリシス開裂はπ結合求核試薬と反応して化学選択的に三重項アリールカチオン(~3Ar~+)の生成を可能にする遷移金属を使用しないアリール化を行った。アリールカチオンは,他の高エネルギー中間体の生成,ジラジカル(オルトアリーンとα,n didehydrotoluenesを含む)などの利用,薬用用途に潜在的に有用である。フェニルカチオンの発生は常に強い酸(例えばスルホン酸)の放出を伴うので,フェニルカチオン前駆体はナノリソグラフィーにおいて有用な応用を見出すことを非イオン性光酸発生剤(PAGs)となっている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： プロトン性溶媒 ,  遷移金属 ,  リン酸塩 ,  *中間体 ,  求核試薬 ,  塩化物 ,  アリール化 ,  光分解 ,  前駆体 ,  フッ化物 ,  求電子試薬 ,  三重項
準シソーラス用語： アリールカチオン ,  ヘテロリシス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フェニルカチオン ,  Diradicals ,  無金属アリール化 ,  光ヘテロリシス ,  光酸発生剤(PAGs)

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

物質索引 (1件)： フェニルカチオン

タイトルに関連する用語 (2件)： フェニルカチオン ,  中間体