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J-GLOBAL ID:201702258917692199   整理番号:17A1170218

マイクロRNAの検出のためのシクロメタル化イリジウム錯体に基づく無標識超サンドイッチ電気発生化学ルミネセンスバイオセンサ【Powered by NICT】

Cyclometalated Iridium-Complex-Based Label-Free Supersandwich Electrogenerated Chemiluminescence Biosensor for the Detection of Micro-RNA
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 1775-1782  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2526A  ISSN: 2196-0216  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電気発生化学ルミネセンス(ECL)試薬としての化合物の合成と特性化をECLバイオセンサのための基礎研究において重要である。本研究では,新しいシクロメタル化イリジウム(III)錯体,[(bt)2Ir(dmphen)](PF_6)は,N∧N補助配位子としてC∧N主配位子と5,6-ジメチル-1,10-フェナントロリン(dmphen)として2-フェニルベンゾチアゾール(bt)を用いて合成した。この錯体の光物理的,電気化学的およびECL特性をアセトニトリル溶媒と水溶液中で研究した。この錯体は522nmに最大波長を持つ黄緑色光ルミネセンス,E_1/2=+1.51V(vs. SCE)で可逆的な一電子酸化波,及び 1.29V(vs. SCE)で可逆的な一電子還元波を示した。典型的には,消滅過程において,この錯体のECL効率はRu(bpy)3~2+のそれよりも12倍高かった。より重要なことは,ピコモル以下のレベルでのマイクロRNAの定量のための高感度ECL法をスーパーサンドイッチモデルを用いてECLインターカレータと信号増幅としてこの錯体を用いたに基づいて開発した。Ru(phen)3Cl_2と[(bt)2Ir(dcbpy)](PF_6)と比較して,この複合体が開発したシステムでECLインターカレータとして比較的低いバックグラウンドと最高の増加した比率を示した。増加したECL強度は,直接0.1~10pMの範囲におけるマイクロRNAの濃度に比例し,13fMの検出限界であった。開発された方法は二塩基ミスマッチマイクロRNA122から標的マイクロRNA122を識別できる。本研究は,このシクロメタル化イリジウム(III)錯体はマイクロRNAのECL定量のための有効な代替インターカレータであることを示した。はこの複合体は,DNA/RNA,DNAザイム/標的,及びアプタマー/標的のような多様な検体の検出のための種々の分析プラットホームを設計するために拡張されることが期待される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 
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