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J-GLOBAL ID:201702258927931296   整理番号:17A0763751

軌道誘起Peierls相転移系CuIr2S4とMgTi2O4における反対の圧力効果

Opposite pressure effects in the orbitally-induced Peierls phase transition systems CuIr2S4 and MgTi2O4
著者 (10件):
資料名:
巻: 46  号: 20  ページ: 6708-6714  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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等スピネル構造系CuIr2S4とMgTi2O4は,それぞれ約230Kと約260Kで類似の性質の相転移を示し,これは軌道誘起Peierls相転移として説明される。しかし,本研究では印加圧力がCuIr2S4とMgTi2O4の相転移に対して反対の圧力効果を有することを明らかにする。圧力が増加するに伴い,CuIr2S4に関する相転移温度(TMI)は上昇し,一方MgTi2O4に関するそれは低下する。また,圧力下で相転移強度はCuIr2S4に関しては弱くなるが,MgTi2O4に関しては強くなる。結果は,印加圧力がCuIr2S4中の金属相を抑え,MgTi2O4中のそれを増強することを示す。実験的観察を第一原理電子構造計算と組み合わせ,CuIr2S4とMgTi2O4の反対の圧力効果は,これらの2つの系における異なる格子歪みに起因する,異なる軌道秩序構造(dxy,dyz/dxz)に由来することを提案する。本知見は,軌道と格子の自由度の間の相互作用が,軌道誘起Peierls相転移において重要な役割を果たすことを直接示す。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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固相転移  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (4件):
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