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J-GLOBAL ID:201702258977119133   整理番号:17A0989036

双極性障害の経過に対する精神的および身体的併存疾患とその影響:自然主義的前向き4年間の追跡調査【Powered by NICT】

Psychiatric and physical comorbidities and their impact on the course of bipolar disorder: A prospective, naturalistic 4-year follow-up study
著者 (11件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 225-234  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2515A  ISSN: 1398-5647  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】本研究の目的は,物理的と精神科併存疾患は双極IおよびII障害における長期転帰にどのように影響するかに関する入手可能な証拠を増加させることであった。【方法】,併存物理的(代謝,心血管,甲状腺,神経)疾患の有病率および精神(神経症,ストレス関連,身体表現性,及び人格)障害と双極性障害の再発リスクに及ぼすそれらの影響を検討した。ICD-10双極I型(n=161)およびII(n=123)障害の総計284名の連続入院患者を4年間にわたってnaturalistically追跡した。【結果】全体的に,22.0%の患者が代謝,18.8%心血管,18.8%甲状腺,7.6%神経疾患を持っていた;15.5%は神経症性,ストレス関連性および身体表現性障害を持っていた;12.0%は人格障害を持っていた;,52.9%はニコチン依存性を有していた。再発リスクに対する併存代謝,心臓血管または神経学的疾患や精神疾患の影響を見出すことはできなかった。しかし,甲状腺疾患の存在,特に甲状腺機能低下症は,双極性障害I(甲状腺疾患:ハザード比[HR]=2.7;P=.003;甲状腺機能低下症:HR=3.7;P<.001)における躁病再発のリスク増加と関連していた。甲状腺機能低下症患者の中で,より高い血中濃度ベースライン甲状腺刺激ホルモン(bTSH)も躁病再発(1.07リットル当たりミリ国際単位;P=.011)のリスク増加と関連していた,遊離トリヨードチロニン(fT_3)または遊離チロキシン(fT_4)の血中濃度は影響を与えないことが分った。【結論】著者らのデータは,甲状腺疾患の負の長期的影響を強調し,特に,より多くの躁病エピソードを有する双極性障害,高血中濃度のbTSHを呈した甲状腺機能低下症とその発見と治療の重要性。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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神経系の疾患  ,  精神障害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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