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J-GLOBAL ID：201702259006347446   整理番号：17A1145627

脂質二分子膜を介したシグナル伝達のための認識制御膜転位

Recognition-Controlled Membrane Translocation for Signal Transduction across Lipid Bilayers

著者 (3件)： LANGTON Matthew J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  WILLIAMS Nicholas H. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  HUNTER Christopher A. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 18  ページ： 6461-6466  発行年： 2017年05月10日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,筆者等は,遷移金属カチオンの結合が介在する分子認識に基づくベシクル系の膜貫通シグナル伝達について報告する。筆者等は,Cu(II)イオンおよびZn(II)イオンと強いホスト-ゲスト相互作用を形成するフェナントロリンとピリジン-オキシムの2つの頭部基と,それらを結合する直鎖のステロイドコアからなる2官能性のシグナル伝達分子を合成した。この膜貫通シグナル伝達は,膜に埋め込まれたシグナル伝達分子へのCu(II)イオンの結合と外部ベシクルメッセンジャー(EDTA)へのCu(II)イオンの結合の間の競争を,脂質二分子膜を横切る伝達分子の転位を制御するために使用する。筆者等は,外部EDTAおよび銅イオンを,制御された方法でベシクル内の触媒作用を可逆的に切り替えるために使用することができることを示した。

シソーラス用語： *脂質二分子膜 ,  細胞情報伝達 ,  *分子認識 ,  ベシクル ,  銅化合物 ,  亜鉛化合物 ,  分子間相互作用 ,  ステロイド ,  銅錯体 ,  亜鉛錯体
準シソーラス用語： *シグナル伝達 ,  銅イオン(2+) ,  亜鉛イオン ,  ホスト-ゲスト相互作用

分類 (1件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (1件)： N-[1-[(1,10-フェナントロリン-5-イルカルバモイル)メチル]-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イルメチル]-3α-[2-[1-[6-[1-(ヒドロキシイミノ)エチル]-2-ピリジル]エチリデンアミノオキシ]アセチルオキシ]-5β-コラン-24-アミド

タイトルに関連する用語 (3件)： 脂質二分子膜 ,  シグナル伝達 ,  転位