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J-GLOBAL ID:201702259024914576   整理番号:17A0762114

アルツハイマー病に対するバランスの取れた多機能剤としての新規クロモン誘導体の合成と薬理学的評価

Synthesis and pharmacological evaluation of novel chromone derivatives as balanced multifunctional agents against Alzheimer’s disease
著者 (8件):
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巻: 25  号: 14  ページ: 3815-3826  発行年: 2017年07月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)に対する潜在的治療薬としての多標的化合物を開発するための継続的な取り組みの中で,一連のクロモン誘導体を設計し,合成し,評価した。in vitroアッセイからは,ほとんどの標的化合物が両MAO阻害活性,抗酸化活性および生体金属キレート能を有することが明らかになった。特に,化合物(E)-3-(((2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)イミノ)メチル)-6-メチル-4H-クロメン-4-オン(化合物s19)はMAOの阻害に関して良好な阻害効力(IC50値はhMAO-Aに対して5.12μMおよびhMAO-Bに対して0.816μM),Aβ凝集の中程度の阻害(20μMで75.1%),金属キレート化,ROS(活性酸素種)生成の制御および抗酸化活性(ORAC(活性酸素吸収能力)=3.62)を示す。加えて,化合物s19は酸化ストレスにより誘導されたPC12細胞死を減少させ,血液脳関門(BBB)を通過することができた。まとめると,これらの結果は,化合物s19がAD治療のための有望な多標的化合物である可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  ピランの縮合誘導体  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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