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J-GLOBAL ID：201702259050935147   整理番号：17A0545520

パーティクルフィルタを用いたXバンド降雨レーダによる観測データ処理と降雨予測システム

Rainfall Prediction Using Particle Filter

著者 (3件)： 小原一貴 (奈良先端科学技術大学院大) ,  岡田実 (奈良先端科学技術大学院大) ,  東野武史 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 41  号： 11(BCT2017 39-50)  ページ： 9-12  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ゲリラ豪雨とよばれる局地的豪雨が問題となっている。局地的豪雨による災害の発生を事前に予測したり,正確に状況を把握することにより,その被害を最小化することが望まれる。この対策の一つとして3次元の雨粒分布計測が可能なフェーズドアレイレーダが開発されており,高い時間分解能,空間分解能の観測が可能になってきている。しかし,フェーズドアレイレーダで取得されるデータ量は膨大であり,観測した生データを必要とされる場所に送付することは現実的ではない。そこで本稿では,観測データを3次元ボリュームモデルによりモデル化することで,降雨データを大幅に削減する手法を提案する。この手法を用いることにより,伝送速度が数[Mbps]程度の安価なインターネット回線でのデータ伝送が可能となる。さらに,伝送したデータをパーティクルフィルタを用いて予測を行うシステムを提案する。提案システムは,3次元ボリュームモデルにおける各雨塊の移動方向および増減方向を状態として粒子モデルを構築する。本稿では,パーティクルフィルタの粒子数と時間分解能の変化による予測精度の変化を評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： 集中豪雨 ,  *濾波器 ,  レーダ ,  *天気予報 ,  *情報システム ,  高分解能 ,  モデリング ,  記憶容量 ,  インターネット ,  精度 ,  評価試験 ,  信号伝送 ,  *画像通信
準シソーラス用語： ゲリラ豪雨 ,  *パーティクルフィルタ ,  フェーズドアレイレーダー ,  *降雨予測システム ,  予測精度 ,  データ伝送

分類 (4件)： 天気予報  (DC05020O) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  フィルタ一般  (NC04021I) ,  テレビジョン一般  (ND12031N)

タイトルに関連する用語 (5件)： パーティクルフィルタ ,  Xバンド ,  降雨レーダ ,  観測データ ,  降雨予測