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J-GLOBAL ID:201702259147451165   整理番号:17A1928861

遅発性運動障害を伴う統合失調症患者における大脳皮質形態学的磁気共鳴イメージング研究【JST・京大機械翻訳】

Brain cortex morphology abnormalities in schizophrenic patients with tardive dyskinesia:A magnetic resonance imaging study
著者 (9件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 518-522  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2784A  ISSN: 1000-6729  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的;遅発性運動障害(TD)の統合失調症患者の大脳皮質の形態学的特徴及び異常な不随意運動の重症度との関連性を分析し、TD発生の可能な病理機序を検討する。方法;TD統合失調症患者(TD群)32例、TD統合失調症患者(非TD群)31例と健康対照群(対照群)21例、TDと非TD群を統合し、統合失調症群とした。陽性と陰性症状評価尺度(PANSS)と異常な不随意運動量尺度(AIMS)を用いて、患者の精神病理と異常な不随意運動症状を評価した。磁気共鳴イメージング技術を用いて、頭部磁気共鳴イメージングデータを収集し、Freesurferソフトを用いて大脳皮質体積、厚さ、表面積及び皮質下構造体積を計算し、3群間の皮質形態学的差異を比較した。結果;統合失調症群の右側坐核、両海馬、左上前回、左前上前溝の体積及び左中央前溝の表面積は対照群より小さかった。TD群は非TD群に比べ、右側坐核の体積が小さく、左中央前上溝の体積、表面積が大きかった(いずれもP<0.05)。クロルプロマジン当量とPANSS陰性症状を共変量に分け、共分散分析を行った。TD群において,左前前頭皮質の体積と表面積は,非TD群におけるそれらより有意に大きかった[(2.03±0.07)×103mm3対(1.68±0.07)×103mm3,(1.01±0.03)×103mm2対(0.84±0.03)×103mm2,P<0.05]。相関分析の結果によると、精神分裂症群の右額下の皮質の厚さはPANSS陽性症状の分、一般の病理と負の相関があり、PANSSの総得点と正の相関がある;左側後頭側副腎皮質の体積はPANSSの一般的病理学的スコアとPANSSの総スコアと負の相関があった。右前頭下皮質の体積はPANSS陽性症状と正の相関があった。右側頭頂溝の体積とPANSS陽性症状との間に正相関があり、TD群のAIMS総得点は左中央前上部溝の体積と正相関があった(r=0.46、P<0.01)。結論;TD患者において、左中央前上溝の体積、表面積が増加し、TD症状の重症度と関係がある。左中央前溝はTDの発症機序において運動補償作用を発揮する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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精神障害の薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用 

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