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J-GLOBAL ID:201702259186553599   整理番号:17A0490198

奄美・琉球の昆虫相 危機的状況にある琉球列島の水生昆虫類の生息状況

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 6-9,1(1)  発行年: 2017年04月30日 
JST資料番号: F1251A  ISSN: 0023-3218  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄県レッドデータブックに記載された水生昆虫の絶滅危惧I類,絶滅危惧II類,絶滅のおそれがある地域個体群の合計数を2005年の第2版と2017年の第3版で見ると,17種から42種に大幅に増加しており,分類群別に見るとコウチュウ目が4種から21種に17種も増えている。具体的な種では,少なくとも20年以上の間,絶滅危惧と言われながら生息状況が改善されず,個体数も回復していない水生甲虫として,フチトリゲンゴロウCybister limbatusやガムシHydrophilus acuminatusがある。比較的近年に生息状況が悪化したと考えられる水生甲虫として,ヤマトホソガムシHydrochus japonicus,ツマキレオオミズスマシDineutus australis,オキナワマルチビガムシPelthydrus okinawanusなどがある。また,これまでの記録や生息状況を見直して今回,新たに絶滅危惧種に指定された種として,サトミヒラタガムシEnochrus satomiiやタマガムシAmphiops masterなどがある。これらは生息状況を正当に評価されないまま見過ごされた種であると考えられる。その好例として,ツブゲンゴロウLaccophilus difficilisは,北海道から琉球列島まで分布する種であるが,ここ十数年確認されておらず,記録を見直したところ1990年頃には複数の記録が残されており,危機的状況になっていることがわかった。
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分類 (3件):
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自然保護  ,  個体群生態学  ,  動物生態学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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