抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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組み合わせ最適化問題は問題サイズの増加と共に探索数が増え,膨大な計算コストが問題である。これを解決する方法として,ニューラルネットワーク(NN)を用いる方法が提案されている。しかしながら,通常のシミュレーションではNNの並列性が失われてしまう。そこで,並列計算を指向し,複数のプロセッサ間で演算を行うモジュラーニューラルネットワーク(MNN)が提案されている。この手法においてプロセッサ間通信の間隔に意図的に揺らぎを加えることで解探索能力が向上することが示されている。本稿では8-Queen問題を対象に通信間隔に揺らぎを入れたMNNの性能とその正解率の向上の理由をノイズ効果の視点で検討する。(著者抄録)