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J-GLOBAL ID:201702259262582387   整理番号:17A0928560

無溶媒ゾル-ゲル法によるイオン液体-シリカ前駆体とそのエポキシ-アミンネットワークへ適用: 理論的及び実験的研究

Ionic Liquid-Silica Precursors via Solvent-Free Sol-Gel Process and Their Application in Epoxy-Amine Network: A Theoretical/Experimental Study
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 19  ページ: 16474-16487  発行年: 2017年05月17日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エポキシ-シリカハイブリッド材料の調製とその特性に及ぼすイミダゾリウム系イオン液体(IL)の影響を調べた。1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムメタンスルホネート(C4MImMeSO3)及び1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリド(C4MImCl)の2種類のILと(3-グリシジルオキシプロピル)トリメトキシシラン(GPTMS)の無溶媒ゾルゲル反応のメカニズムを29Si NMRとATR-FTIR分光法と密度汎関数理論(DFT)計算によりシリカ-IL間相互作用を調べることにより詳細に調べた。それにより,水素結合及びクーロン相互作用による反応中間体の安定化など,加水分解と縮合反応におけるILの影響を明らかにした。レオロジー測定,MALDI TOF,小角X線散乱,およびDFT計算を用いた合成IL-シリカ前駆体とそのキセロゲルのキャラクタリゼーションにより,3Dケージ様構造から梯子及び環状構造までシリカ構造はIL型に依存することがわかった。IL-シリカ前駆体-エポキシ-アミン複合体の小角X線散乱,AFM,UV-Vis分光,TGA,引張試験,及び動的機械熱分析(DMTA)により,IL-シリカ前駆体をエポキシ-アミンネットワークと複合化すると化学的および物理的結合により有機/無機相互作用が改善され,その結果,エポキシ-アミンネットワーク中ではシリカ凝集体が均一分散し,複合体の熱機械的特性が著しく改善され,UV吸収能が下がり,熱酸化安定性が得られることを明らかにした。
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分類 (2件):
分類
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充填剤,補強材  ,  界面化学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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