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J-GLOBAL ID：201702259278288345   整理番号：17A0340459

積層欠陥エネルギーの低いCu-16at.%Al合金の単軸引張挙動に及ぼす交番予変形の影響

Effect of Cyclic Pre-deformation on Uniaxial Tensile Behavior of Cu-16at. pct Al Alloy with Low Stacking Fault Energy

著者 (6件)： YAN Y. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  QI C. J. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  HAN D. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  JI H. M. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  ZHANG M. Q. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  LI X. W. (Northeastern Univ., Shenyang, CHN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 2  ページ： 678-684  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる積層欠陥エネルギー(SFE)を持つ材料の機械的挙動に及ぼす交番予変形の影響を調べた。純Al,純Cu,Cu-16at.%Al合金はこの順でSFEが減少する。変形を加えると上記の順番で,亜粒組織から波状辷り型の転位構造,さらに主辷り転位列を主体とする構造へと変わる。さらに変形すると,細かな亜粒組織,高転位密度の伸張セル構造,および高転位密度の平面状の辷り帯構造に変わる。Cu-16at.%Al合金の交番予変形歪Δε_t/2を1.0×10^-3と低くすると,多数の平面可動転位が導入され,同時にナノサイズの双晶が形成される。これによりほとんど延性の低下を伴わずに引張強さが増大した。Δε_t/2の増加で引張強さと伸びの顕著な減少が起こった。低SFE合金では,Δε_t/2を適切に選ぶことにより,強度の増強を得ることができる。

シソーラス用語： *積層欠陥エネルギー ,  銅 ,  アルミニウム ,  銅合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  引張応力 ,  *引張試験 ,  *予歪 ,  繰返し荷重 ,  転位密度 ,  滑り帯 ,  双晶 ,  延性 ,  *引張強さ
準シソーラス用語： ナノ双晶 ,  交番荷重

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 積層欠陥エネルギー ,  Cu ,  単軸 ,  引張挙動