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J-GLOBAL ID:201702259282495158   整理番号:17A0279419

貨幣,食物,社会的報酬は似たPavlovian-to-Instrumental Transfer効果を誘起する

Monetary, Food, and Social Rewards Induce Similar Pavlovian-to-Instrumental Transfer Effects
著者 (8件):
資料名:
巻: 2017  号: Jan  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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貨幣,食物,社会的認知などの様々なタイプの報酬は行動を駆動する。しかしこれまでの研究ではこれらの内一つを他と分離して注目しており,報酬タイプが異なる影響を与えるのか,あるいは報酬タイプより被験者の報酬に対する価値の方が行動の駆動に重要なのかは明らかではなかった。そこで本研究では,確立されているパラダイムであるPavlovian-to-Instrumental Transfer(PIT)を用い,貨幣,食物,社会的報酬の3種に対する行動を調べた。被験者の各報酬タイプに対する価値は修正Becker-DeGroot-Marschak(BDK)を用いて一致させた。BDKでは被験者の報酬価値は両手の握力を使って表現される。報酬関連刺激の影響について,スクリーン上の目標に到達する作業をしている時に被験者がどの程度力を入れているか,またどの程度時間をかけるかを測定した。その結果,中立的な状態より装置条件付けやパブロフ条件付けを用いた時には被験者は報酬に関係する刺激が提示されると目標への努力を傾注する時間が長かった(15±2%)。PIT努力の強さは被験者の価値で変化し(すなわち高い報酬価値に対しては強いPIT効果を示し),報酬タイプには関係しなかった。これは全報酬の価値が調節された場合には,同じ効果をもたらすことを示していた。この結果は価値が調節されれば,貨幣,食物,社会的報酬のいずれも同じような効果があることを示した最初の研究である。この結果は,被験者の価値が報酬による行動にどの程度影響を及ぼすかに重要であるとする仮説を強化するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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心理学一般 
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