抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:異なる肝硬変程度の患者において、目標制御注入(TCI)プロポフォールによる麻酔誘導時の効果室濃度レベルを検討する。方法:2014年5月から2016年7月にかけて、都市公共衛生臨床医療センターで腹部外科手術治療を受けた65例の患者を研究対象とし、患者の肝機能child-pugh分級基準によって等級分けした。20例の肝機能正常な非肝硬変患者を対照群とし、20例の肝硬変患者と肝機能がA級の患者をA群とし、25例の肝硬変患者と肝機能がB級或いはC級患者をB群とし、患者はすべてプロポフォールプロポフォールで麻酔誘導を行った。3群の患者の術前血漿アルブミン、ビリルビン、尿素窒素レベルを比較し、3群の患者の意識消失(鎮静覚醒採点(改良OAA/Sスコア≦1分))と脳波双周波数指数(BIS)50時のプロポフォール標的効果室、濃度とプロポフォールの用量を比較した。結果:術前のA、Bの両群患者の血漿アルブミン値は対照群より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。術前A、B両群患者間の血漿アルブミン値には有意差が認められなかった(P>0.05)。術後A群の血漿アルブミン濃度は対照群より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。術前と手術後のB群の患者のビリルビンレベルは対照群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。術前、術後のA群のビリルビンレベルは対照群と比較し、統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。3つの群の間には,術前の尿素窒素レベルに有意差はなかった(P>0.05)。患者の意識消失時に、A群患者のプロポフォール効果室濃度、プロポフォール目標濃度と投与量はいずれも対照群より高く、B群患者の各項目のレベルはいずれも対照群とA群より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。BIS値50において、A、B両群の患者のプロポフォール効果室濃度、プロポフォール標的濃度と用量はいずれも対照群より低く、B群の各値はA群より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:患者の肝硬変程度の悪化に伴い、麻酔誘導に必要なプロポフォールの用量は低くなる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】