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J-GLOBAL ID:201702259318756682   整理番号:17A0716029

下方制御ドレブリンはアルツハイマー病マウスモデルの認知障害を悪化する

Down-Regulated Drebrin Aggravates Cognitive Impairments in a Mouse Model of Alzheimer’s Disease
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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発生学的に調節される脳蛋白質ドレブリン(Dbn)は,長期記憶形成に関与する機能性蛋白質であり,脳神経細胞,特に樹状突起に広く分布している。この蛋白質の顕著な減少がアルツハイマー病(AD)患者の海馬とて皮質において見出されているが,DbnとADとの関係は完全に解明されていない。本研究では,Dbnの下方制御が実験動物におけるADの進行にどのように影響するかを検討した。本研究では3か月齢のAPP(swe)/PS1(ΔE9)マウス(APP/PS1マウス)の海馬にDbn干渉ベクター(rAAV-mDbn1 ShRNA)を注入し,この脳領域のDbn発現を成功裡に下方調節した。動物が9か月齢のときにMorris水迷路試験,オープンフィールド試験および新奇物体試験を含む行動試験を実施した。その後,マイクロPET/CTイメージング法を用いてグルコース代謝を追跡した。次いで,免疫組織化学または免疫蛍光法により実験動物の脳内のAβ,GFAP,PSD-95,MAP2,ビメンチン,Cox43およびSyn1の発現を調べた。その結果,Dbnの発現レベルが低いADマウスでは行動試験において障害が認められ,グルコース消費が低下していることを見出した。これらの動物の脳においてAβ,GFAPおよびビメンチンが僅かに増加しPSD-95が有意に低下していた。まとめると,ADの発症と進行に及ぼすDbnの影響をさらに解明する上で本研究の結果は有用な情報を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  神経系の疾患  ,  遺伝子発現 

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