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J-GLOBAL ID：201702259323552589   整理番号：17A0621815

メデューサの眼:XRFイメージングは古物のポリクロミーの知られていない痕跡を明らかにする

The Eye of the Medusa: XRF Imaging Reveals Unknown Traces of Antique Polychromy

著者 (7件)： ALFELD Matthias (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA) ,  MULLIEZ Maud (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA) ,  MARTINEZ Philippe (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA) ,  CAIN Kevin (Inst. for Study and Integration of Heritage Techniques, California, USA) ,  JOCKEY Philippe (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA) ,  JOCKEY Philippe (Univ. Paris Ouest Nanterre La Defense, Nanterre, FRA) ,  WALTER Philippe (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 3  ページ： 1493-1500  発行年： 2017年02月07日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フリーズ等の考古物の表面のポリクロミーを調べるためには,表面に残された色素の元素を蛍光X線分光(XRF)により分析することが有用である。本研究では,XRFイメージングを用いて,博物館の展示物のin situ観測を行った。ここでは,デルフォイ考古博物館に収蔵されているギリシャ時代のフリーズの分析を行った。分析においては,X線チューブから照射した0.85~1.2mm径のビームにより発せられた蛍光X線を,45°の角度にある検出器により検出した。ここで,ビームを走査することにより,広い範囲を分析した。また,分析対象の複雑な形態に由来するアーチファクトを補正する方法を導入した。結果として,フリーズの大きな領域が,銅を成分とする色素により彩色されていたことを見出した。

シソーラス用語： *蛍光X線分析 ,  画像処理 ,  *遺跡 ,  *着色剤 ,  色素 ,  走査 ,  原位置試験 ,  銅
準シソーラス用語： 化学イメージング ,  *考古遺物

分類 (2件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  顔料・塗料一般  (YJ03010F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 眼 ,  XRF ,  イメージング ,  痕跡