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J-GLOBAL ID:201702259335764097   整理番号:17A1240100

PARP阻害剤ルカパリブはMRSにより評価した細胞および肝臓組織におけるNADレベルの変化を誘導する【Powered by NICT】

PARP inhibitor rucaparib induces changes in NAD levels in cells and liver tissues as assessed by MRS
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0635A  ISSN: 0952-3480  CODEN: NMRBEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(アデノシン二りん酸リボース)ポリメラーゼ(PARP)は多くの細胞過程において役割を果たす多機能蛋白質である。PARP1およびPARP2はDNA修復に関与していることが示されており,従って,PARP阻害剤によるがん治療の有効な標的,ルカパリブのような,現在臨床試験中である。プロトン磁気共鳴分光法(~1H MRS)はマウスからのin vitroおよびex vivoでの肝臓組織におけるルカパリブの影響を研究し,ニコチンアミドアデノシン二リン酸(NAD~+)スペクトルの定量分析を介して,PARP阻害剤応答のバイオマーカーとしてのMRSの可能性を評価するために用いた。SW620(大腸)およびA2780(卵巣)癌細胞株,とPARP1野生型(WT)とPARP1ノックアウト(KO)マウスは,ルカパリブ,テモゾロミド(メチル化剤)または両薬剤の併用により処理した。~1H-MRSスペクトルは腫瘍細胞とマウス肝臓の過塩素酸抽出物から得られた。両細胞系はテモゾロミド処理と比較してPARP阻害剤処理後のNAD~+レベルの増加を示した。PARP1WTマウス由来の肝臓抽出物は未処理マウス肝臓と比較してルカパリブ処理後のNAD~+レベルの有意な増加,およびテモゾロミド処理群におけるNAD~+レベルの有意な減少を示した。ルカパリブとテモゾロミドの併用はテモゾロミド処理によるNAD~+枯渇を阻止しなかった。~1H-MRS結果はNAD~+レベルはPARP阻害剤とメチル化剤処理のバイオマーカーとして使用できることを示し,NAD~+のin vivo測定は有用であることが示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 
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