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J-GLOBAL ID:201702259338858052   整理番号:17A0503638

ダイズ葉抽出物はKrueppel様因子2および接着分子の調節によってアテローム保護効果を発揮する

Soy-Leaf Extract Exerts Atheroprotective Effects via Modulation of Krueppel-Like Factor 2 and Adhesion Molecules
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ダイズ葉抽出物は,動脈において内皮依存性血管拡張を誘導することによって心臓保護効果を発揮し,そして血清脂質プロファイルを有利に調整する。本検討で,著者らはヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVECs)および高コレステロール食(HCD)摂取低密度リポタンパク質受容体欠損(LDLR<sup>-/-</sup>)マウスにおいてダイズ葉のエタノール抽出物(ESL)のアテローム保護効果を調査した。ESLは,内皮細胞の転写因子であるKruppel様因子2(KLF2)および内皮一酸化窒素シンターゼ(eNOS)の発現を誘発し,そして腫瘍壊死因子-α(TNF-α)で刺激されたHUVECだけでなく,7-ケトコレステロール(7-KC)で刺激されたHUVECにおいても,中程度の炎症シグナル活性化を介して血管細胞接着分子-1(VCAM-1)および細胞間接着分子-1(ICAM-1)の発現を抑制した。ESL補充は,HCD群と比較して,ウェスタンダイエット給餌LDLR<sup>-/-</sup>マウスにおける大動脈病変形成を46%(p<0.01)減少させた。ESLはまたVCAM-1,ICAM-1,単球走化性蛋白質1(MCP-1),TNF-α,IL-6,IL-1β,マトリクスメタロペプチダーゼ9(MMP-9)およびフラクタルカインの大動脈発現レベルを著しく低減したが,KLF2の発現は著しく増やした。これらの結果は,ESL補給がHCD誘発アテローム性動脈硬化症を効果的に予防する可能性を有することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  皮膚の基礎医学 

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