文献
J-GLOBAL ID:201702259358538986   整理番号:17A1481112

ミトコンドリア関連小胞体膜(MAM)の破壊はパルミチン酸誘導性インスリン抵抗性において中心的役割を果たす【Powered by NICT】

Disruption of the mitochondria-associated ER membrane (MAM) plays a central role in palmitic acid-induced insulin resistance
著者 (9件):
資料名:
巻: 359  号:ページ: 86-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミトコンドリア関連ER膜(MAM)はミトコンドリアと結合物理的ERの特殊化したサブドメインである。MAMによるオルガネラ間クロストークの破壊は,細胞ホメオスタシスを障害するが,2型糖尿病におけるインシュリン抵抗性の病理学的意義は不明のままである。ここでは,肝細胞における脂肪酸誘発インシュリン抵抗性の誘導における減少MAM形成の重要性を明らかにした。パルミチン酸(PA)は12時間以内にHepG2細胞におけるインシュリンが促進するAkt燐酸化を抑制した。ERストレス応答の阻害剤処理は,Akt活性化のPA 介在透過性の抑制を回復しなかった。ミトコンドリア反応性酸素種(ROS)産生はPA処理細胞では増加しなかった。PAへの短期曝露(3時間)でさえ,ERからミトコンドリアへのカルシウムフラックスを減少させ,続いてMAM接触面積の有意な減少によって,PAはERとミトコンドリア間の機能的相互作用を抑制することを示唆した。,MAMの重要な構成要素であるmitofusin-2の強制発現は,MAM接触面積を部分的に回復させ,AktのSer473リン酸化選択的に改善されたインスリン感受性のPA誘導抑制を改善した。これらの結果は,二種の細胞小器官で恒常性の摂動ではなく,ERとミトコンドリア間の近接の損失は肝臓インシュリン抵抗性におけるPA誘発Akt不活性化に重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る