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J-GLOBAL ID：201702259371974855   整理番号：17A0900855

廃棄物処理システムの最新技術動向 処理技術の原理と効果を「形式知」に

著者 (1件)： 松藤敏彦 (北大)
資料名： 都市清掃  (Journal of Japan Waste Management Association)
巻： 70  号： 338  ページ： 313-319  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： S0821A  ISSN： 0285-4104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 廃棄物処理施設には様々な処理技術方法があり,それらは「〇〇式」と表現されているが,それらの名称づけが体系的でなく,名称だけでは内容が不明な場合が多い。ごみ焼却施設を中心にごみ処理施設の処理や技術を「原理」によって分類することを提案した。破砕施設は,設計要領での分類とメカニズムによる分類,堆肥化施設における日本と欧米の分類,焼却施設についての設計要領分類,炭化施設の設計要領分類,更に,ストーカの種類などの分類を示して解説した。運転技術による分類では,脱硝装置の分類,NO_X制御技術の種類(公害防止の技術と法規),NO_X排出防止技術の種類などについて表に示して解説を加えた。多くの施設類の分類は関係者のみが知る「暗黙知」であり,原理・仮説・実施・検証なる研究手順に従ったプロセスが明確になると,情報が「形式知」となることを主張した。

シソーラス用語： *廃棄物処理 ,  廃棄物処理装置 ,  廃棄物処理施設 ,  法規 ,  知識 ,  清掃工場 ,  クラッシャ ,  農業施設 ,  *燃焼炉 ,  *体系分類
準シソーラス用語： *ごみ処理施設 ,  ごみ焼却施設 ,  ストーカ炉 ,  *形式知 ,  堆肥化施設 ,  破砕機械 ,  *廃棄物処理法

分類 (3件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  燃焼装置一般  (PA03010V)

引用文献 (7件)：

• 全国都市清掃会議 : ごみ処理施設整備の計画・設計要領(2006改訂版)
• 建設産業調査会, 廃棄物処理・再資源化技術ハンドブック, 1993
• Alessandro Chiumentiほか : Modern Composting Technologies, Th JP Press, Inc., 2005
• 新・公害防止の技術と法規2016大気編・技術編, 産業環境管理協会, 2016
• 松藤敏彦,鄭昌煥,筑紫康男,田中信壽 : 粗大ごみ破砕処理施設における物質収支・金属収支の推定, 土木学会論文集, 755(VII-30), pp.85-94, 2004

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃棄物処理システム ,  技術動向 ,  原理 ,  形式知