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J-GLOBAL ID：201702259403310410   整理番号：17A0934495

チタン薄板の用途開拓について

Application Development of Titanium Sheet

著者 (1件)： 木村欽一 (新日鐵住金)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 65  号： 3  ページ： 95-99  発行年： 2017年07月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新日鐵における純チタン薄板の製造工程・製造技術について述べた。特に,電子ビーム溶解炉を用いて直接熱延できるDCスラブは,鍛造や分塊圧延工程を省略する中で従来と同等の品質の薄板製品を生産でき,省資源,省エネルギーに優れている。純チタン薄板の用途開発のうち,建材向けチタン薄板の開発を中心として,以下の技術について解説した。その内容は,1)表面仕上げ・意匠材の開発,2)屋根成形時の歪み(ベコツキ)現象の解明と対策,3)表面色調のバラツキ対策,及び4)チタン建材の変色メカニズムの解明と変色しにくいチタン薄板の開発である。さらに,これらの技術開発の結果が別の用途開拓へと繋がった例として,アウトドア用品への適用,およびパソコン筐体等への用途開発技術の展開を紹介した。

シソーラス用語： *チタン ,  純金属 ,  *薄板 ,  金属板 ,  電子ビーム融解 ,  熱間圧延 ,  スラブ ,  半連続鋳造 ,  省資源 ,  省エネルギー ,  表面仕上 ,  *建築材料 ,  屋根 ,  成形 ,  塑性歪 ,  色相 ,  変色 ,  製品開発

分類 (2件)： 非鉄金属材料  (WE03000D) ,  建築各部構造一般  (RB03010A)

タイトルに関連する用語 (4件)： チタン ,  薄板 ,  用途 ,  開拓