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J-GLOBAL ID：201702259447838180   整理番号：17A1486003

大型化石記録の品質と時間分解能における系統的縦方向と横方向の変化:完新世海進堆積物,Po海岸平野,イタリアからの洞察【Powered by NICT】

Systematic vertical and lateral changes in quality and time resolution of the macrofossil record: Insights from Holocene transgressive deposits, Po coastal plain, Italy

著者 (7件)： Scarponi Daniele (Dipartmento di Scienze Biologiche, Geologiche e Ambientali, University of Bologna, Via Zamboni 67, 40126 Bologna, Italy) ,  Azzarone Michele (Dipartmento di Scienze Biologiche, Geologiche e Ambientali, University of Bologna, Via Zamboni 67, 40126 Bologna, Italy) ,  Kusnerik Kristopher (Florida Museum of Natural History, University of Florida, 1659 Museum Road, Gainesville, FL 32611, USA) ,  Amorosi Alessandro (Dipartmento di Scienze Biologiche, Geologiche e Ambientali, University of Bologna, Via Zamboni 67, 40126 Bologna, Italy) ,  Bohacs Kevin M. (ExxonMobil Upstream Research Company, 22777 Springwoods Village Parkway, Spring, TX 77389, USA) ,  Drexler Tina M. (ExxonMobil Upstream Research Company, 22777 Springwoods Village Parkway, Spring, TX 77389, USA) ,  Kowalewski Michal (Florida Museum of Natural History, University of Florida, 1659 Museum Road, Gainesville, FL 32611, USA)
資料名： Marine and Petroleum Geology  (Marine and Petroleum Geology)
巻： 87  ページ： 128-136  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0643C  ISSN： 0264-8172  CODEN： MPEGD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 珪砕屑性海洋環境では,骨格濃度は生物学的およびシーケンス層序学的プロセスへの洞察を提供する海進間隔の特徴である。海進間隔の化石生成論的特徴を調べるために,著者らは,完新世ポー海岸平野の高分解能変時・陰性層序フレームワークから,北部イタリアにおける堆積プロファイルに沿った三本のコアを分析した。結合多変量タフォノミーと等深線傾向は堆積物飢餓/バイパスにおける空間的および時間的勾配を示し,化石記録の品質と分解能を調べ堆積プロファイルに沿った予想通り変化することを示唆した。さらに,研究地域の化石生成論的,測深,および化石密度傾向の統合は,相連合の特性化とシーケンス層序的意義の表面と間隔を決定する上で有用な特徴的な特徴を明らかにした。ポー平原南部遷移内で,macroskeletalの遺骸の化石生成論的分解は近位/沿岸から遠位/沖合地点。この傾向は生物学的駆動(生物侵食)と物理的駆動(例えば,溶解,摩耗)殻の両方の変化の識別可能である。急傾斜(最も近位)コアと比較して,傾斜コアは生態学的凝縮(環境に重複していない分類群の共起)によって影響を受けたシェルに富むlithosomesと高い化石生成論的変化によって区別される。沿岸から沖合にかけての化石生成論的傾向は完新世の北部アドリア海陸棚の堆積プロファイルに沿った堆積物蓄積の変動を反映している,macroskeletal遺跡より低い蓄積速度のために,浸漬の増加の表面近傍の滞留時間であった。これらの結果は,海進期,海水準(基底レベル)における変化は,棚,化石記録の品質と分解能は両遠位劣化がを横切る沈下-浸漬の化石生成論的勾配を生成する可能性があることを示した。個々の二枚貝試料の放射性炭素較正されたアミノ酸ラセミ化年代とこのプロファイルのための年代層序学的枠組みは,遠位観察された化石生成論的分解の高レベルが千年のタイムスケール(~8ky)にわたって開発されたことを共同で示唆された。が近位設定の全体的な低化石生成論的分解的および地質年代学的制約は後期海進期百年規模の時間平均を示している。Po Plain南部の完新世海進(と最下部退行)堆積物に記録されたパターンは,高頻度,基準面変動を経験する珪砕屑性支配堆積系の特徴である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生態学 ,  *完新世 ,  二枚貝類 ,  大陸棚 ,  高分解能 ,  *イタリア共和国 ,  *海進 ,  キャラクタリゼーション ,  砕屑堆積物 ,  アミノ酸 ,  堆積速度 ,  *化石 ,  化石生成論 ,  沿岸 ,  海洋環境

著者キーワード (6件)： タフォノミー ,  底生無脊椎動物 ,  層序古生物学 ,  完新世 ,  ポー平原 ,  シーケンス層序

分類 (2件)： 石油・ガス鉱床  (DE09050D) ,  海洋地質学  (DE06000F)

タイトルに関連する用語 (11件)： 大型化石 ,  時間分解能 ,  系統 ,  縦方向 ,  横方向 ,  完新世海進 ,  堆積物 ,  Po ,  海岸平野 ,  イタリア ,  洞察