文献
J-GLOBAL ID:201702259452287533   整理番号:17A1693457

オリゴアルキルチオフェン1,3,4-オキサジアゾール誘導体の電気化学的及び分光学的性質に及ぼすドナー-アクセプタ比の影響【Powered by NICT】

Effect of donor to acceptor ratio on electrochemical and spectroscopic properties of oligoalkylthiophene 1,3,4-oxadiazole derivatives
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号: 44  ページ: 30261-30276  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルキル官能化ビ-,テル-とクアテル-チオフェンセグメントで対称的に置換されたモノ-およびビ-(1,3,4-オキサジアゾール)単位から成る一連のドナー-アクセプタ-ドナー構造における構造特性相関研究を提示した。合成的に電子供与チオフェン単位に対する電子受容性1,3,4-オキサジアゾールの比とそのアルキルグラフト化パターンを調整することにより,これらのプッシュ-プル分子の酸化還元,光吸収および放射特性に及ぼすこれらの構造因子の影響の精査ができた。酸化還元電位の傾向は対照的で,酸化電位はドナー/アクセプタ比を密接に追随するが,還元電位はアクセプタ単位の数またはドナー-アクセプタ系の共役長のいずれかで独立に調整される。チオフェン単位の寄与を増やすと青から緑色にルミネセンスがシフトしたが,1,3,4-オキサジアゾールとチオフェン部分との間の分子内非共有結合相互作用により提供される構造的剛性が,これらの分子の発光効率を決定する主要な因子として同定された。調べた全ての六つの構造は容易に電解重合し,電気活性でエレクトロクロミックな重合体を生成した。高分子ドーピング過程はオリゴチオフェン繰り返し単位の長さとアルキル鎖グラフト化密度に大きく影響される。比較的短いオリゴチオフェンセグメントを有する重合体は,ポーラロンとポーラロンの対を維持できるが,チオフェン単位が6以上の長いセグメントを持てば反磁性のキャリア-バイポーラロンを安定化できよう。アルキル鎖グラフト化密度の増加は可逆性を改善し,p-ドーピングプロセス用動作電位窓を広げた。安定なラジカルアニオンも調べ,これらの電子過剰種の共役パターンに関する詳細な情報を得た。本研究では構造的に適合する1,3,4-オキサジアゾール単位を組み込むことにより特注フロンティアエネルギー準位のオリゴチオフェン機能材料およびそれらの重合体の意識的な構造設計に対して興味ある手がかりが得られている。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の性質一般  ,  その他の2ヘテロ原子以上の五員複素環化合物 
物質索引 (8件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る