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J-GLOBAL ID:201702259487822022   整理番号:17A1716338

日常スキャンを受けた妊婦におけるフタル酸塩およびフェノールへの曝露の認識されていない源としての超音波ゲル【Powered by NICT】

Ultrasound gel as an unrecognized source of exposure to phthalates and phenols among pregnant women undergoing routine scan
著者 (12件):
資料名:
巻: 220  号:ページ: 1285-1294  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0738D  ISSN: 1438-4639  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フタル酸エステルとパラベンの全身吸収はボディ・ローションの皮膚適用後示されており,静脈内投与用バッグと管のような医療デバイスはジ(2-エチルヘキシル)フタラート(DEHP)への曝露の源として同定されている。しかし,妊娠における産科超音波中に適用した水性ゲルのような医療処置中の製品の使用は内分泌撹乱化学物質(EDC)曝露の潜在的な源として検討されていない。ヒト研究は,有害な妊娠結果と関連したEDCsた。特に妊娠のような脆弱な発育期間中のEDCsの無意識な曝露源を特定する必要がある。ルーチンの産科的超音波中のゲルの使用は,フタル酸エステル及びフェノールバイオマーカーの尿中濃度を増加させるかどうか決定するためにパイロット研究を行った。妊娠第二期の解剖学的調査時のスポット尿試料を提供したマサチューセッツ総合病院の13名の女性を募集した。最初の試料は手順(前曝露,時間1)の前に採取し,二種の追加サンプルは走査後曝露後の約1~2h(時間2)と712時間(時間3)で得られた。いくつかのDEHP代謝物の尿中濃度とジイソノニルシクロヘキサン-1,2-ジカルボキシラート(DINCH)の代謝産物は時間を越えて増加した。例えば,mono(2-エチル-5-ヒドロキシヘキシル)フタラートの幾何平均濃度は,時間1と時間3年の間に3.1ng/mlから7.1ng/ml(p値=0.03)であった。また,フタル酸ブチルベンジル(BBzP),フタル酸ジ-n-ブチル(DnBP),フタル酸ジイソブチル(DiBP)の代謝物の濃度の有意な差を観察した。例えば,モノ-n-ブチルフタラート(DnBPの代謝産物)は,時間1と時間2年の間に3.5ng/mlから1.8ng/ml(p値=0.04)したが,時間3で6.6ng/ml(p値=0.002)に増加した。プロピルパラベン濃度は8.9ng/mlから33.6ng/mlまでの時間1と時間2(p値=0.005)であり,続いて時間3(p値=0.01)で12.9ng/ml減少であった。しかし,観察された違いのいくつかはこれらの化合物への曝露の他の源による可能性を除外することはできない。追加研究が必要であるが,このパイロット研究は通常の超音波検査を施行した妊娠女性のフタル酸及びパラベン曝露のこれまで未知の源を同定する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響 

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