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J-GLOBAL ID：201702259502686015   整理番号：17A1243358

たい積土のせん断強度と斜面安定性に及ぼす珪藻微化石の影響【Powered by NICT】

Influence of diatom microfossils on sediment shear strength and slope stability

著者 (2件)： Wiemer G. (MARUM-Center for Marine Environmental Sciences, University of Bremen, Bremen, Germany) ,  Kopf A. (MARUM-Center for Marine Environmental Sciences, University of Bremen, Bremen, Germany)
資料名： Geochemistry, Geophysics, Geosystems  (Geochemistry, Geophysics, Geosystems)
巻： 18  号： 1  ページ： 333-345  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2583A  ISSN： 1525-2027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 珪藻の微化石は,地球上の多くの天然海洋堆積物で検出されて,不従順指標特性とせん断強さの間の確立された地質工学関係の原因となる。静的せん断強度を再訪し,海底斜面安定性に及ぼす珪藻の役割を研究するための珪藻微化石粘土質シルト混合物に関する最初の繰返し非排水せん断強度実験を提示した。内部摩擦(Φ)の角度は,珪藻含有量とともに増加することが証明されているが,著者らは以前の研究でΦの有意な過大評価の証拠を提供した。垂直応力を変化させ≦600kPaでの直接せん断試験に基づいて,純粋な珪藻における43°とは対照的に,Φ=32°を見出した。同様に,静的せん断強度,繰返しせん断強度は,珪藻含有量と共に増加したが,静的せん断強度とは対照的に,最も多くの増加量は0%から25%に珪藻類が75%から100%まで起こらなかった。興味深いことに,指標特性と液状化可能性の間の確立された関係は反対を予測するが珪藻質堆積物は液状化による失敗する傾向がある。液状化破壊が≧50%の珪藻を含む試料でのみ観察された低い珪藻含有量を有する試料が,繰返し軟化によって破壊した。珪藻は,荷重モードとは無関係に高い抵抗に導くので,海洋堆積物中の珪藻の微化石は,静的および繰返し荷重条件下の斜面安定性に有意に寄与していると結論した。強度増加は粒子インターロッキングと表面粗さの結果,珪藻種の高度に可変体型与えられた非常に効率的なと解釈される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 非排水剪断強度 ,  *珪藻類 ,  海底 ,  強度発現 ,  *微化石 ,  液状化 ,  シルト ,  *剪断強さ ,  法線応力 ,  海底堆積物 ,  *斜面安定 ,  直接剪断試験 ,  地質工学 ,  繰返し荷重
準シソーラス用語： 繰返し剪断 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 繰返し非排水せん断強度 ,  珪藻微化石 ,  斜面安定性

分類 (2件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

タイトルに関連する用語 (5件)： たい積 ,  せん断強度 ,  斜面安定性 ,  珪藻 ,  微化石