文献

J-GLOBAL ID：201702259531945109   整理番号：17A1705783

緑茶は母性剥奪に関連した記憶障害を予防する【Powered by NICT】

Green tea protects against memory deficits related to maternal deprivation

著者 (4件)： Menezes Jefferson (Physiology Research Group, Stress, Memory and Behavior Lab, Federal University of Pampa, Uruguaiana, RS, Brazil) ,  Neves Ben-Hur (Physiology Research Group, Stress, Memory and Behavior Lab, Federal University of Pampa, Uruguaiana, RS, Brazil) ,  Souza Mauren (Physiology Research Group, Stress, Memory and Behavior Lab, Federal University of Pampa, Uruguaiana, RS, Brazil) ,  Mello-Carpes Pamela Billig (Physiology Research Group, Stress, Memory and Behavior Lab, Federal University of Pampa, Uruguaiana, RS, Brazil)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 182  ページ： 121-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 出生早期での母性欠乏(MD)は,脳の発達に影響を及ぼす,成人期における認知損失を引き起こした。酸化不均衡はこれらの欠損を誘発する因子の一つである。抗酸化成分による治療,Camellia sinensis(GT)から緑茶のような酸化ストレスに関連したさまざまな条件での記憶障害の治療と予防のために使用されてきた。ここでは,MDによる記憶障害は海馬におけるGT抗酸化活性により抑制できることを実証した。妊娠雌ラットを使用した。子犬はGTのMDと摂取に供した。認識と嫌悪記憶を評価し,海馬酸化状態と同様にした。データはMDを害する短期および長期認識と嫌悪記憶,GTは記憶を保護することを示した。海馬反応性酸素種レベルはMDラットで増加した;この増加はGT補給により回避された。GSHは海馬MDラットに減少した。GTはGSH減少を回避しなかったが,MDラットの海馬における総抗酸化能の増加を促進した。結論として,GTはMDに関連した記憶障害に対して保護し,関与する機構の一つは,GTの抗酸化効果であると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *母親 ,  酸化 ,  ツバキ属 ,  酸化防止 ,  *緑茶 ,  酸化防止剤 ,  酸化ストレス ,  *記憶障害 ,  海馬 ,  活性酸素 ,  妊娠
準シソーラス用語： 総抗酸化能 ,  酸化状態 ,  抗酸化活性 ,  *母性剥奪 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 酸化ストレス ,  酸化防止剤 ,  若年期のストレス ,  物体認識 ,  阻害回避

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  個生態学  (EE03020H) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 緑茶 ,  母性剥奪 ,  記憶障害 ,  予防