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J-GLOBAL ID：201702259542974496   整理番号：17A1693812

鍛造したAlSi1MgMn自動車サスペンション部品の腐食に及ぼす銅の効果

Effect of Copper on Corrosion of Forged AlSi1MgMn Automotive Suspension Components

著者 (4件)： KOKTAS Serhan (Dokuz Eylul Univ., Izmir, TUR) ,  GOKCIL Emre (R&D Center, Konya, TUR) ,  AKDI Seracettin (R&D Center, Konya, TUR) ,  BIROL Yucel (Dokuz Eylul Univ., Izmir, TUR)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 9  ページ： 4188-4196  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車の軽量化にアルミニウム合金の適用が進んでおり,サスペンションもその対象となっている。時効硬化性に優れたAlSi1MgMn合金はその候補となっている。著者等は,この合金のさらなる時効硬化特性改善のためにCuの添加を提案した。しかしながら,Cuの添加は結晶粒界上でのAl-Cu析出をもたらし,これはガルバニック粒界腐食を誘起させる問題がある。本研究においては,異なるCu量(0.059,0.271,0.452および0.889wt%)のAlSi1MgMnCu合金を溶製し,高温鍛造および時効処理を行なった後に,電気化学的腐食試験を実施しCu添加が腐食に及ぼす影響を調べた。この実験からCuの添加はその量の増加と共に,AlSi1MgMn合金の耐食性を低下させることを明らかにし,時効硬化性の改善とのトレードオフになることを指摘した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  銅添加合金 ,  時効硬化 ,  熱間鍛造 ,  *粒界腐食 ,  金属間化合物 ,  析出 ,  電池作用腐食 ,  合金元素

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鍛造 ,  自動車 ,  サスペンション ,  腐食 ,  銅