文献

J-GLOBAL ID：201702259547658060   整理番号：17A1181953

肺細胞株のヘッドスペースガス中の揮発性有機化合物の定量のための新しいポリアニリン/ポリピロール/グラフェン酸化物繊維【Powered by NICT】

A novel polyaniline/polypyrrole/graphene oxide fiber for the determination of volatile organic compounds in headspace gas of lung cell lines

著者 (2件)： Li JingHong (Key Laboratory of Pesticide & Chemical Biology, Ministry of Education, College of Chemistry, Central China Normal University, Wuhan 430079, China) ,  Xu Hui (Key Laboratory of Pesticide & Chemical Biology, Ministry of Education, College of Chemistry, Central China Normal University, Wuhan 430079, China)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 167  ページ： 623-629  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肺細胞株により生成された揮発性有機化合物(VOCs)の探索は,肺癌の潜在的揮発性バイオマーカーの検出のための強力で非侵襲的ツールである。本研究では,単純で高感度の固相ミクロ抽出-ガスクロマトグラフィー-質量分析(SPME GC MS)法は肺細胞株のヘッドスペースガス中の揮発性有機化合物の定量法を開発した。予備濃縮の目的のために,新しいポリアニリン/ポリピロール/グラフェン酸化物(PANI/PPy/GO)被覆を初めてその場電気化学堆積によりステンレス鋼繊維の表面上に作製した。皮膜の特性を研究し,結果は,被覆が大きな表面積,高い抽出効率,優れた熱的および機械的安定性と長い寿命を持つことを明らかにした。いくつかのパラメータは,合成条件,抽出及び脱着条件などの抽出効率を最適化した。最適条件下で,本法は,0.9916以上の相関係数を持つ比較的広い直線範囲(三または四桁)を示した。1.0 12ngl~( 1)への低検出限界が得られた。相対標準偏差は1.2%から18.0%の範囲では,この方法の良好な再現性と再現性を示した。この方法は肺腺癌上皮細胞系(A549)およびヒト胚性線維芽細胞株(MRC 5)のヘッドスペースガス中の揮発性有機化合物の分析に成功裏に適用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 定量分析 ,  再現性 ,  予備濃縮 ,  *揮発性 ,  相関係数 ,  GC-MS分析 ,  *揮発性有機化合物 ,  被覆 ,  バイオマーカー ,  検出限界 ,  最適化 ,  ガスクロマトグラフィー
準シソーラス用語： 抽出効率 ,  *酸化グラフェン ,  *細胞株 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 酸化グラフェン ,  導電性重合体 ,  ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  固相ミクロ抽出 ,  揮発性有機化合物 ,  肺細胞株

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 肺 ,  細胞株 ,  揮発性有機化合物 ,  定量 ,  ポリアニリン ,  ポリピロール ,  グラフェン酸化物 ,  繊維