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J-GLOBAL ID：201702259586445510   整理番号：17A1342911

空中渦共分散によって得られたロンドンと南東イングランドにおける揮発性有機化合物の放出速度【Powered by NICT】

VOC emission rates over London and South East England obtained by airborne eddy covariance

著者 (13件)： Vaughan Adam R. (Department of Chemistry, University of York, York, UK) ,  Lee James D. ,  Shaw Marvin D. ,  Misztal Pawel K. ,  Metzger Stefan ,  Vieno Massimo ,  Davison Brian ,  Karl Thomas G. ,  Carpenter Lucy J. ,  Lewis Alastair C. ,  Purvis Ruth M. ,  Goldstein Allen H. ,  Hewitt C. Nicholas
資料名： Faraday Discussions  (Faraday Discussions)
巻： 200  ページ： 599-620  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0377A  ISSN： 1359-6640  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 揮発性有機化合物(VOCs)は種々の発生源から発生し,大気質に影響する本質的な役割を果たしている。,ベンゼンを含むいくつかのVOCsは発癌物質である,直接ヒトの健康に影響を及ぼす,特にイソプレンのような,は大気中では反応性が高く,オゾンと粒子のような二次汚染物質の生成に重要な役割を果たす。ここでは,2013年と2014年ロンドンと南東イングランドにまたがるVOCsの表面に対する大気フラックスの空間分解測定を報告した。高周波三次元風速とVOC体積混合比(プロトン移動反応-質量分析による)は,低空飛行航空機から得られ,渦共分散法を用いてフラックスを計算した。フットプリントモデルを用いて,空間分解能100mでの地表からのフラックスの寄与を定量化し,平均1kmにあった。大ロンドン上でのベンゼンの測定されたフラックスは英国の国家大気排出インベントリと正の一致を示し,ロンドン中心部に由来する最高フラックスであった。MTBEとトルエンフラックスを比較して,石油蒸発は,ロンドン中心部におけるトルエンの重要な放出源であることを示唆した。ロンドンの外側では,増加したイソプレン放出は森林地域上で観測された,ヨーロッパモニタリングと評価プログラムモデルの英国地域応用(EMEP4UK)により予測されたものより大きい速度であった。本研究では,人為的および生物起源VOC流束の定量と測定による排出インベントリーを検証する可能性への空中渦共分散法の適用性を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 混合比 ,  *揮発性有機化合物 ,  航空機 ,  反応性 ,  空間分解能 ,  発癌物質 ,  質量分析 ,  オゾン ,  風速 ,  アルキルベンゼン ,  脂肪族化合物 ,  アルカジエン ,  共役ジエン ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： 発生源 ,  *ロンドン ,  *渦共分散 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  粒状物調査測定  (SB03060E) ,  ミセル  (CB11020N) ,  大気中の汚染物質の物理分析  (CC03060R)

物質索引 (3件)： トルエン ,  イソプレン ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： 渦共分散 ,  ロンドン ,  イングランド ,  揮発性有機化合物 ,  放出速度